ヤクルトに“新しい風” 新人・並木、元山に高まる期待感

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2021年02月18日 08:14  ベースボールキング

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ヤクルトのドラフト5位ルーキー・並木秀尊
ヤクルトのルーキー・並木秀尊(獨協大)、元山飛優(東北福祉大)の2人が、“新しい風”を吹き込んでくれそうな予感だ。

 15日に行われた紅白戦でドラフト5位の並木が『1番・センター』、同4位の元山が『2番・ショート』でスタメン出場し、0−0の初回、先頭の並木はセカンドのエラーで出塁すると、続く元山がセンター前に運び、スタートを切っていた一塁走者の並木は三塁を陥れる。続く廣岡大志の犠飛で並木は先制のホームを踏んだ。

 高津臣吾監督は「元山に関してはヒットを打ちましたし、並木はエラーだったですけど出塁して、2人で塁をかき乱してということができた。試合形式は初めてですけど、しっかりプレーできたんじゃないかなと思います」と評価した。

 17日に行われたDeNAとの練習試合でも並木、元山のルーキーコンビが“1、2番”を組んだ。4回に先頭の並木が投失で出塁すると、「挑戦してみないと課題とかも見つからないと思うので、最初からいこうと思っていました」と、続く元山の初球にすかさず二塁盗塁を決める。「最低でも並木を進めないといけないと思っていたので、外に緩いボールがきて、いい感じで風に乗ってくれた」と、元山が適時二塁打を放ち、2人で得点を演出した。

 実戦が始まったばかりだが、ルーキー2人がヤクルトの攻撃陣に勢いをもたらしてくれそうな期待感がある。これから本格化する実戦で結果を残し、競争に勝ち抜くことを期待したい。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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