ラブコメ初主演・鈴木亮平 体重増減ストイック役作りなのに自分アピールなしの独特さ

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2021年02月18日 11:35  AERA dot.

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写真鈴木亮平(C)朝日新聞社
鈴木亮平(C)朝日新聞社
 俳優の鈴木亮平(38)が4月スタートの連続ドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ、木曜22時)に主演することが明らかとなった。恋愛が苦手な少女漫画家の主人公・刈部清一郎を演じる鈴木は、単独で民放の連続ドラマの主演を務めるのは初めて。山崎紗也夏氏による同名コミックを原作とした本作は、漫画一筋で恋愛下手な漫画家と「ダメ男ホイホイ」と呼ばれる崖っぷちアラサー女子という恋に不器用な2人が繰り広げるハートフルラブコメディーだ。

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「あごのラインがほっそりし、無精ひげを生やしたドラマのヴィジュアルが公開され鈴木さんのやる気が伝わってきます。キラキラした王道の恋愛ドラマとは縁遠かったイメージですが、すでに女性視聴者をキュンキュンさせてくれそうな雰囲気が漂っています。鈴木さんと言えば、ストイックな役作りで有名でしょう。2013年公開の映画『HK変態仮面』では、超筋肉質の変態仮面を演じるために15キロ増量。2年後の『天皇の料理番』(TBS)では、病弱な主人公の兄を演じるため逆に20キロ減量し、さらに同年公開の映画『俺物語!!』ではまた30キロの増量をやってのけました。情報番組で体重増減法について質問された際、減量時には怒りっぽくなったり、頭が働かなくなったりと『人格が変わっていく』という苦悩を明かしていました。ストイックすぎて健康面が心配ですが、健康診断にいくと『まったく心配ない』といわれるそうで、心身ともに強い方なんだなと驚かされます」(テレビ情報誌の編集者)

 一方で世界遺産検定1級の持ち主でもある鈴木。その博識ぶりをかわれ、昨年10月から「世界はほしいモノにあふれてる」(NHK)のMCを故・三浦春馬さんから引き継いでいる。1月21日の放送回では、三浦さんの名前をさりげなく出した鈴木の心遣いにSNSで反響の声が相次いだ。それは、ポルトガルの国民食と呼ばれる 「バカリャウ」(塩漬けしたタラの干物)の缶詰を紹介し、スタジオで試食するシーン。鈴木が「春馬くんもめちゃくちゃ好きだったんですよね」とJUJUに自然と語り掛け、「そうですね、春馬くんも私も」と彼女も在りし日を思い返しているようだった。これには「春馬くんのことをずっと思いながら番組を引き継いでくれてて泣きそうになる」など視聴者から感謝のコメントが続々と上がっていた。

「番組を引き継ぐ際に自身のブログで、三浦さんを『とっても大切な友人』だったとつづり、『彼が愛し、作り上げてきたこの素晴らしい番組を受け継いでいくことが、彼が彼らしく、真っ直ぐに生きてきた証になると信じました』と記していました。そのコメント通り、実際に引き継いだ番組を見ていても、鈴木さんの包容力と優しさが伝わってきます。そういった温かさも、人気が絶えない理由のひとつだと思います」(同)

■妄想旅行記も出版して話題に

 温かさに加え、真面目や庶民派な部分も彼の好感度を支える要因となっているのではないだろうか。NHKの大河ドラマ「西郷どん」(2018年)で主役を務めたクランプアップ報告会では、約15カ月間にわたる撮影から解放されたにも関わらず「最近、ペン習字講座をやっています」と明かし、記者を沸かせた。昔から字が汚くてコンプレックスだったそうで、1つコンプレックスをなくそうと始めたという。また、すでに人気者となっていた2015年、雑誌のインタビューで電車通勤をしていることを明かし、「地に足のついた生活をしないと、見えてこないこともあります。電車や地下鉄で見る人たちから学ぶことも多いですよ」とコメントしている(「GQ JAPAN WEB」2015年12月29日配信)。

 ドラマウォッチャーの中村裕一氏は、鈴木の俳優としての魅力についてこのように分析する。

「これまで演じてきた代表的な役を見ると、ストイックなボディコントロールもさることながら、なかなか表現が難しいキャラクターであるにも関わらず、どれもしっかり自分のものにして、見事に役に生命を吹き込んでいる。もちろんそれだけではなく、普通の役も違和感なく演じており、俳優として深い思考力と、果てしない想像力の持ち主であることがうかがえます。加えて昨年は、一度も行ったことのない世界遺産について情感たっぷりに妄想旅行記をつづった『行った気になる世界遺産』を上梓するなど、文章にも非凡な才能を発揮している。穏やかな笑顔だけでなく、知的でどこか哲学者のようなたたずまいが、多くの人をひきつけるのでは。なにより演技に安定感があり、余計な自分アピールをしないのでドラマ世界に没入することができ、それでいて存在感も抜群。これからもさまざまな作品に無くてはならない俳優であり続けると思います」

 今年は2006年の俳優デビューから15年という節目を迎える。8月20日公開予定映画「孤狼の血 LEVEL2」ではヤクザの組長、10月公開予定の映画「燃えよ剣」では新選組・近藤勇役にも挑戦。恋に不器用な漫画家、裏社会のボス、幕末の武士、振れ幅のある人物像をどんな役作りをして、どんな演技を披露するのか、その新境地が楽しみでならない。(高梨歩)

このニュースに関するつぶやき

  • 何事も謙虚な感じが好感度高いんだと思います。爽やか好青年って彼のことを言うんだと思っています。30代後半になり、欲するのは彼のような安心感。
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  • やはり「変態仮面」でクロスアウッ!して一皮剥けたからなんだろ?(笑)
    • イイネ!21
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