実戦不足の日本ハムが紅白戦を実施 2年目左腕・河野が3回完ぺき投球でアピール

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2021年02月18日 13:42  ベースボールキング

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日本ハム・河野竜生 (C) Kyodo News
◆ 昨年のドラ1左腕に開花の兆し…?

 日本ハムは18日、タピックスタジアム名護で紅白戦を実施。白組の先発として登板したプロ2年目の河野竜生投手(22)が、3回パーフェクトの快投で首脳陣にアピールした。


 相次ぐ天候不良によって紅白戦や練習試合がことごとく流れ、実戦が不足していた今春の日本ハム。そんな事情もあって、この日はもともと練習日の予定だったが、急遽紅白戦が実施されることとなった。

 なかでも輝きを放ったのが、2019年のドラフト1位左腕で、今年がプロ2年目のシーズンとなる河野。この日はルーキー捕手で同い年の古川裕大とコンビを組み、チームメイトを翻弄していく。

 初回、先頭の松本剛から空振り三振を奪うと、そこから3イニング・打者9人を相手にパーフェクトピッチ。毎回の4奪三振を記録して、付け入るスキを与えなかった。

 ゆったりとしたモーションから放たれるストレートは、140キロ台前半でも打者が前に飛ばすのに苦労するほどの威力を見せ、そこに100キロを割る大きなカーブも織り交ぜる緩急自在の投球。即戦力として期待を受けながら、もうひとつ期待に応えられなかった1年目を経て、今季の飛躍を予感させるような好投を見せた。


 近年は投手陣の運用に苦しみ、そんな中で今年はエースの有原航平がメジャーに移籍。チームとして先発ローテの再編が急務となる中、2年目左腕がこの時期に良いアピールを見せたことは、指揮官にとってもこれ以上ない朗報だろう。

 今年は新戦力に加え、ベテランの金子弌大や、この日紅組の先発として登板した西村天裕ら、“配置転換”組もひしめくローテーション争い。激しいサバイバルレースを制し、開幕ローテのイスを掴むのはどの選手か…。引き続き見逃せない争いが続く。


◆ 河野竜生・プロフィール

ポジション:投手
投打:左投左打
生年月日:1998年5月30日(22歳)
身長・体重:174センチ・84キロ
出身地:徳島県
球歴:鳴門高−JFE西日本−日本ハム(19年・1位)
[昨季成績] 12試(60.1回) 3勝5敗 防5.07

このニュースに関するつぶやき

  • 河野覚醒なるか。キャンプでなにか掴んでくれるといいなɽ��ʴ򤷤���
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