バイエルンはフランス代表FWキングスレイ・コマンが契約延長を拒否し、退団する可能性があることを恐れているようだ。ドイツ紙『ビルト』を引用してイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
コマンの現行契約は2023年6月30日までとなっているものの、バイエルンはフリーで今季終了後に退団するオーストリア代表DFダヴィド・アラバのようにならないために、なるべく早くコマンとの契約を更新することを熱望しているという。
しかし、報道によると、マンチェスター・Uがコマン獲得に関心を示しており、現在の週給14万ポンド(約2000万円)の約2倍となる26万ポンド(約3800万円)を準備しているという。バイエルンも昇給して新契約を提示する模様だが、マンチェスター・Uほどの金額は提示できないことから、同選手がより高い週給を求めて移籍することを恐れているようだ。
現在24歳のコマンはパリ・サンジェルマンの下部組織出身で、2014年夏にユヴェントスに加入。2015年夏からバイエルンに2年間のレンタル移籍で加入すると、2017年夏に完全移籍となった。今シーズンはここまで24試合に出場し、6ゴール11アシストを記録している。昨季まで個人で8シーズン連続9回目の「国内リーグ優勝」を達成しているコマンだが、果たして移籍を決断するのだろうか。