ホンダ、フルモデルチェンジし2021年4月発表・発売の新型ヴェゼルを世界初公開

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2021年02月18日 20:31  AUTOSPORT web

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ホンダ・ヴェゼルe:HEV Z(FF)(プレミアムサンライトホワイト・パール)
ホンダは2月18日、2021年4月に発表・発売予定の新型『ヴェゼル』をオンラインで世界初公開した。フルモデルチェンジにあたって全面刷新したエクステリア、インテリアのデザインをお披露目したほか、新たに搭載する主要装備や、先進の安全運転支援システム、コネクテッド機能などの進化点を発表した。

 2013年に初代が登場し、コンパクトSUVとして大きなヒットとなったヴェゼル。その待望のフルモデルチェンジした新型が2月18日に公開された。新型のグランドコンセプトは『AMP UP YOUR LIFE(アンプ・アップ・ユア・ライフ)』。「日常生活の質の向上を重視し、アクティブで新しいものにオープンな、今の時代を生きる人々に向けて、実用性だけでなくプラスアルファの体験価値を提供することで、日々の生活の楽しさを増幅=AMP UPさせるようなモデル」を目指しタ。

 これに基づき『信頼=誰もが自信と安心感を持って運転できること』、『美しさ=デザインの美しさを追求するだけでなく、使う人の所作までも美しく見せること』、そして『気軽な愉しさ=五感に訴えかける爽快な運転体験で、楽しく活力に満ちた毎日を送れること』を主な提供価値として目指した。

 新型では、ホンダ独自のM・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想に基づくセンタータンクレイアウトを先代モデルから踏襲。取り回しのしやすい、コンパクトなボディサイズや、多彩なシートアレンジはそのままに、より力強く美しいエクステリアのプロポーションへ進化させた。

 また気持ち良い抜け感のある爽快さと、日々の運転に自信を与える取り回しやすさの両立を実現した視界の提供に加え、ドライバーだけでなく乗る人すべてが快適に移動できる、ゆとり空間を追求。コンパクトSUVのクラス平均を超える広さと居心地を生み出すパッケージを作り上げた。

 エクステリアは、「新たな時代のヴェゼルをゼロから考え直し、SUVの力強さとクリーンさに、活力に満ちた印象」を加え、気分を増幅させるパートナーにふさわしいデザインとなった。

 全体では、クーペスタイルのプロポーションを際立たせながらも、全席で爽快な視界を提供するため『スリーク&ロングキャビン』を採用。先代とは異なる、水平基調のデザインとした。フロントでは、ボディとの一体感を高めた同色グリルを採用。リヤはゲート開口、ハンドルの位置を造形の中に自然に組み込み、美しさと機能性の両立を目指したという。

 インテリアは芯の通った“かたまり感”あるソリッドなフォルムを重視し、SUVの力強さを表現した一方、身体に触れるような近い部位には、柔らかな触感と形状のパッドをあしらうことで、強さと優しさを兼ね備えた空間をデザインした。

 またHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)の考え方に基づく、視線移動の軽減や動線に沿った操作類の配置により、ドライバーや同乗者の“美しい所作”につなげる骨格を形成させた。パノラマルーフやエアコン吹き出し口も、新型ヴェゼルの新たな価値として加えられている。

 コネクテッドサービスでは、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール『ホンダコネクト)」を通じて、『ホンダ・トータルケア・プレミアム』を利用可能。またホンダ初の機能としては、ナビゲーションシステムが新しい地図に自動で更新される『自動地図更新サービス』を搭載。その他にも、スマートフォンがキーの代わりになる『ホンダデジタルキー』や、多彩なアプリを提供する『ホンダ・アプリセンター』、車内でデータ通信容量を購入し、インターネットに接続して楽しめる『車内Wi-Fi』など、ホンダ量販車として初となる機能を多数搭載する。

 最新の安全運転支援システム『ホンダ・センシング』は、フロントワイドビューカメラと高速画像処理チップを採用。先代モデルからさらに機能を進化、充実させたほか、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は、渋滞追従機能付きへと進化。その他にも、衝突軽減ブレーキ(CMBS)、路外逸脱抑制機能、標識認識機能、車線維持支援システム(LKAS)の各機能を先代モデルよりさらに進化させたほか、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、マルチビューカメラシステムやブラインドスポットインフォメーションも追加された。

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