フランクフルト指揮官、4連勝で臨むバイエルン戦は「最高レベルの試合」

フランクフルトを率いるアディ・ヒュッター監督が、バイエルン戦へ向けて意気込みを語った。18日、フランクフルトのクラブ公式サイトが伝えている。

　フランクフルトは今季、DFBポカールの2回戦ではレヴァークーゼンに1−4で敗れて敗退となったが、リーグ戦では直近の10試合で8勝2分けで無敗を維持。また、4連勝中と絶好調で、3位につけている。首位のバイエルンとは勝ち点差10ポイントとなっているが、チャンピオンズリーグ（CL）出場圏内を維持している。また、昨季はリーグ戦を9位でフィニッシュして欧州大会への切符を得ることができなかったため、今季は期待のかかるシーズンとなっている。

　フランクフルトは20日、ブンデスリーガ第22節で王者バイエルンと対戦する。クラブワールドカップを制して年間6冠を達成したバイエルンは、第21節のビーレフェルト戦で3−3と引き分けたが、直近のリーグ戦6試合で5勝1分けとしている。ヒュッター監督は好調で臨むバイエルン戦に向け、記者経験で以下のように意気込みを語った。

「最高レベルの試合をすることができるのは非常にうれしいことで、我々はこういった状況にするために全力を尽くしてきた。間違いなくエキサイティングな試合になるだろうが、私は、まだ彼らと同じレベルにいるとは思っていない。バイエルンは年間6個目のタイトルを獲得したところで、ブンデスリーガの首位を走るクラブだ」

「試合が楽しみだが、再び良いパフォーマンスを発揮する必要がある。彼らに勝つために全力を尽くすが、簡単にはいかないのも明らかだ。完璧な一日が必要だろう。最終的には、我々が現在の位置にいる理由である精神的な強さに集中するが、それを発揮できれば、良い、勇ましい試合ができると確信している」