LCRホンダ・イデミツ、中上貴晶が駆る2021年型マシン『RC213V』を公開/MotoGP

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2021年02月20日 18:31  AUTOSPORT web

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2021MotoGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が駆るホンダRC213V
2月20日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているLCRホンダ・イデミツは、2021年シーズンの参戦体制発表を実施。チーム4年目となる中上貴晶が登場し、ホンダの2021年型マシン『RC213V』を初公開した。

 LCRチームは、1996年にルーチョ・チェッキネロが設立して今年で結成25年目を迎えるチームだ。これまで、125ccクラス、250ccクラスを経て2006年からはホンダのマシンで最高峰のMotoGPクラスに参戦している。

 MotoGPクラスに参戦してから16年目を迎える2021年は、LCRホンダ・イデミツから中上貴晶、LCRホンダ・カストロールからアレックス・マルケスがエントリー。ふたりはホンダRC213Vを駆るが、別のカラーリングとなる。

 LCRホンダ・イデミツの中上貴晶は、2007年の最終戦バレンシアGPで125ccクラスからワイドルドカード参戦し世界選手権デビューを果たす。そして2008年から2009年までは125ccクラスにフル参戦していたが、戦いの舞台を全日本ロードレース選手権に戻した。

 2011年には全日本ロードのJ-GP2クラスでチャンピオンを獲得すると、翌年から世界選手権に復帰。2012年からMoto2クラスを戦い、2016年の第8戦オランダGPで初優勝を飾ると2017年も第12戦イギリスGPで勝利し、Moto2クラスで通算14度の表彰台を獲得して2018年からMotoGPクラスに昇格した。

 MotoGPクラスでは、初年度からホンダのサテライトチームのLCRホンダ・イデミツで戦っており、2020年は第12戦テルエルGPでポールポジションを獲得。最高位は4位と表彰台獲得を期待させる走りを見せ、ランキング10位に入った。

 そんな中上はMotoGPクラス唯一の日本人ライダーとして、2021年もLCRホンダ・イデミツから参戦する。

 今回開催された体制発表では、元GPライダーで、現在はMotoGPピットレポーターやセーフティバイクのライダーを務めるサイモン・クラファーが司会として登場し、チェッキネロも登壇。その後、中上とともに2021年シーズンに彼が駆るホンダRC213Vがお披露目された。

 マシンカラーリングは大きく変わっていないが、ゴールドのラインがカウル下部に移動し、イデミツのロゴとロゴマークのアポロマークが最新のものに変更された。

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  • 昨季唯一コンスタントに走れたからご褒美の今季型。今まで散々型落で文句言ってたらヤマハのフランキーやドゥカのザルコの前に言い訳通用せず。今季が正念場というかラスト?
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