南野拓実がクールな先制弾! サウサンプトン、チェルシーと引き分け6連敗ストップ

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2021年02月20日 23:32  サッカーキング

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サウサンプトンとチェルシーが対戦した [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第25節が20日に行われ、MF南野拓実が所属する13位サウサンプトンと4位チェルシーが対戦した。南野は3試合連続の先発起用となり、左の攻撃的MFとしてプレー。33分にゴールを挙げ、76分まで出場した。

 6連敗中のサウサンプトンが、4連勝中のチェルシーをホームに迎えての一戦。23日にチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリード戦を控えるチェルシーは、クル・ズマとエンゴロ・カンテがトーマス・トゥヘル監督就任後初のリーグ戦先発となり、足首の状態が心配されていたタミー・アブラハムもスタメンに名を連ねた。

 サウサンプトンは序盤から相手のDFラインに対するハイプレスを試みたが、連動性に欠いて上手くハマらず、チェルシーがボールを握る展開となる。だが、チェルシーもゴール前での精彩を欠いて攻めあぐね、スコアレスで試合は推移する。そんななか迎えた33分、南野がネイサン・レドモンドのスルーパスを上手く収めてゴール前に侵入。シュートモーションで寄せてきた相手DFと相手GKの体勢を崩させると、最後は右足のアウトサイドを使って冷静に流し込んだ。サウサンプトンに先制点をもたらした南野は、2試合ぶりのゴールで加入後2点目となり、今季公式戦では通算6点目となった。

 ビハインドで折り返したチェルシーは、53分にメイソン・マウントがエリア内で倒されてPKを獲得する。マウント自らキッカーを務めると、相手GKの逆を突いて試合を振り出しに戻す。

 サウサンプトンは71分、コーナーキックの2次攻撃から決定機を迎える。レドモンドが左サイドからクロスを送ると、ボールは手前のDFに当たってファーサイドのヤニク・ヴェステルゴーアに渡る。ヴェステルゴーアが頭で合わせると、相手GKエドゥアール・メンディは一歩も反応できなかったが、シュートは惜しくもクロスバーに阻まれた。対するチェルシーは73分、カラム・ハドソン・オドイとのパス交換からマウントが右足を振り抜いたが、相手GKアレックス・マッカーシーの好セーブに阻まれる。

 76分、チェルシーは後半の頭から途中出場したハドソン・オドイを下げてハキム・ツィエクを投入。同時に、マテオ・コヴァチッチとの交代でジョルジーニョがピッチに入った。一方のサウサンプトンは、南野に代えてネイサン・テラを投入する。

 結局、試合はこれ以上動かず引き分けのまま終了。サウサンプトンのリーグ戦連敗が「6」で止まった一方、チェルシーのリーグ戦連勝は「4」でストップした。サウサンプトンの次戦は23日に行われ、第18節延期分としてリーズとアウェイで対戦する。チェルシーはルーマニアでアトレティコ・マドリードと対戦後、28日のプレミアリーグ第26節でマンチェスター・Uとホームで対戦する。

【スコア】
サウサンプトン 1−1 チェルシー

【得点者】
1−0 33分 南野拓実(サウサンプトン)
1−1 54分 メイソン・マウント(チェルシー)

このニュースに関するつぶやき

  • チェルシーはビルドアップがぎこちなくて狙いが全然分からない監督変わりたての感じが伝わってきた。継続は力になるから、これを続ければ良いと思う
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