IntelでPCIe 4.0 SSDが使える超小型PC――第11世代Core iを搭載したNUCがデビュー!

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2021年02月22日 06:12  ITmedia PC USER

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写真茶箱で登場した新型Intel NUC「NUC11TNHi3」。
茶箱で登場した新型Intel NUC「NUC11TNHi3」。

 先週、複数のショップで話題になっていたのはIntelの超小型ベアボーンの新モデル「NUC11TNHi3」(開発コード名 :Tiger Canyon)だ。価格は4万円弱(税込み、以下同)だ。



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●Core i3-1115G4搭載の新世代NUC「NUC11TNHi3」が発売



 モバイル版の第11世代Coreプロセッサを採用した初のIntel NUCで、2コア4スレッドの「Core i3-1115G4」(1.7GHz〜4.1GHz)を搭載しているのがポイントだ。これにより、PCIe x4 Gen 4接続のM.2スロット(Type 2280)が使える他、USB4対応のType-C端子(Thunderbolt 4とThunderbolt 3兼用)を2基備えるなど、インタフェースの幅が広がっている。



 さらに、無線LAN用M.2スロット(Type 2230)、PCIe/SATA接続のM.2スロット(Type 2242)と2.5インチSATAベイ各1基がストレージ用に使える。メモリスロットはDDR4-3200対応のSO-DIMMが2基あり、対応容量は最大64GBだ。



 発売直後は詳細スペックに未公開の部分があり、ショップ側も評価しきるのを待つ空気があった。それでも「4万円で第11世代Core iが使えて、HDMI(2.0b)などを使って最大4画面が構築できるなど、見所が多いですね」(パソコン工房 秋葉原BUYMORE店)など、概ね好意的な見方が多かった。



 同時に、期待が高まるのがデスクトップ版の第11世代Core iシリーズの登場時期だが、当初の3月登場説(2021年第1四半期)を不安視する声も複数上がっている。某ショップは「第2四半期にずれ込むうわさも聞こえてきて、ちょっと見通しが立たない感じになっていますね。マザーボード売り場はIntel 500シリーズのためにもうスペースを空けているのに……。ただ、コロナ禍など色々で厳しい状況は分かっていますから、過度に期待したり焦ったりせずにどっしり構えていたいですね」と話していた。



●ASUSとASRockからもZ590マザー、ギガバイトからB560マザーも!



 第11世代Core iシリーズに対応するIntel Z590チップセット搭載マザーボード、は先々週にギガバイトとMSIから登場している。先週からは、そこにASUSTeKとASRockのモデルも加わり、メジャーメーカーのラインアップが店頭に並ぶにようになっている。



 ASUSTeKから登場したのはゲーミングブランドの「ROG STRIX Z590-F GAMING WIFI」と、高耐久ブランドの「TUF GAMING Z590-PLUS WIFI」だ。価格は順に4万円前後と3万3000円前後となる。



 ASRockからは「Z590 Steel Legend」と「Z590 Steel Legend WiFi 6E」が登場した。「〜WiFi 6E」はWi-Fi 6+Bluetooth 5.2機能をプラスしている。価格は順に2万8000円前後と3万2000円前後だ。



 その他、ギガバイトからはIntel Z590マザーのラインアップにクリエイター向けモデル「Z590 VISION G」とゲーミングモデル「Z590 AORUS PRO AX」に加え、初のIntel B560チップセット搭載モデル「B560M AORUS PRO AX」も投入されている。価格は順に3万2000円強と4万円弱、2万2000円弱となる。



 続いては、ユニークなPCケースをチェックする。



●無音PCが作れるファンレス仕様の小型ケースがデビュー



 PCケースでは、STREACOMのMini-ITXケース「DB1 Fanless」が目立っていた。21mm厚押し出し加工のアルミヒートシンクと4mm厚のアルミパネルを採用したケースで、ヒートパイプを経由してCPUの熱をケース全体で分散する仕様となっている。



 ボディーサイズは約222(幅)×222(奥行き)×101(高さ)mmで、重量は約1.8kgだ。



 ブラックとシルバーがあり、本体価格は1万9800円だ。オリオスペックではATX24ピンコネクターに挿すDC-DCコンバーター「Mini-Box picoPSU-150-XT」や、108W出力のACアダプターをセットにした「ACアダプタ化キット」も売り出しており、そちらは3万4650円となる。



 対応するCPUはTDP 45Wまでとなっているが、オリオスペックは「テストした結果、TDP 35W以下を推奨とさせていただくことになりました」という。



 無音PCは音楽用途で根強い人気があるが、普段使いで好むユーザーも少なくないそうだ。「ファンやドライブの動作音が気になる人もいますからね。存在を意識せずに作業に集中できるPCを組みたい人にもお勧めです」とのこと。



●PCIe 4.0 x16対応のグラフィックスカード縦置きキットが登場



 PCケース関連ではもう1つ、Lian-LiのATXケース「O11 DINAMIC MINI」のオプションとして登場した「O11DMINI-1X/W-4」も話題になっていた。200mm長のライザーケーブルと縦置きスタイルに合わせた背面パネルのセットで、「1X-4」はブラック、「1W-4」はホワイトとなる。価格はともに9500円前後だ。



 ライザーケーブルがPCIe 3.0 x16となる「O11DMINI-1X/W-3」は、1月末に7000円強で登場済みだが、1X/W-4はPCIe 4.0 x16となっているのが特徴だ。PCIe 4.0 x16対応のライザーカード自体がまだ少なく、単なるオプション製品以上の目立ち方をしているそうだ。



 TSUKUMO eX.は「今後は、ますますPCIe 4.0対応を求める人は増えてくるでしょうし、ライザーケーブル単体での登場を待っている人もけっこういそうな気がします」と話していた。


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