昨年6月に現役を引退した元フランス代表DFジェレミー・マテューが、かつて所属していたバルセロナ時代について語った。23日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節カディス戦で勝利を逃したバルセロナでは、同試合の試合終了間際にPKを献上したDFクレマン・ラングレに対する批判が集まっている。同選手がスタジアムを後にする際、目に涙を浮かべている映像も出回り話題となったが、かつてバルセロナでプレーーしていたマテューも同じような目に遭っていたようだ。取材に応じ以下のように語っている。
「バルセロナでの最後の年には、とても悪い時間を過ごした。(CLベスト8で対戦した)ユヴェントス戦での敗戦は、自分のせいで負けたと思わされたよ。11人の選手がサッカーをするというのに、なぜ彼らは私を集中して批判したのかが理解できない」
「また、他のチームメイトは誰もサポートしてくれなかった。私にとってそれは、サッカーとは言えないものだった」
「今、多くの人がラングレを批判している。私は彼の気持ちをよく理解できるよ。彼はポジティブに心を入れ替えて、状況を好転させるべくベストを尽くす必要があるね」