「里帰り出産」と夫婦関係 カウンセラーからアドバイス

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2021年02月24日 11:11  ノーツマルシェ

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ノーツマルシェ

出産というと「里帰り出産」という言葉を思い浮かべる人も多いと思います。「里帰り出産」とは、妻の実家の近くで出産すること。つまり、出産が近づいたら、一時的に実家に帰省し、出産後もしばらく実家に滞在することになります。ここでは、出産予定の妻の視点から考えてみましょう。


 


■「里帰り出産」のメリット・デメリット


慣れ親しんだ実家は居心地がよく、実の親が近くにいて料理や洗濯をしてくれて、メンタル面までサポートしてくれる里帰り出産は、心身ともにリラックスできますね。実の母親なので言いたいことを言って甘えることができます。


ただし、実母ゆえ、遠慮がなくなり、意見の食い違いから亀裂が生じることもあります。感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。


また実家近くに適した病院がない場合や、自分や夫の両親の同意が得られない場合もあります。事前に調べてスムーズに準備を進めましょう。


 


■ 出産前後は夫婦にとっても大切な時期


筆者が行う夫婦問題カウンセリングの悩み相談の中には、産後、母親が精神的に不安定になるケースがあります。「産後クライシス」「産後うつ」という言葉もあるほどです。


産む性をもつ女性は、子どもを守るようにできています。ホルモンバランスの乱れから、夫の何気ない言動にイライラしたり、理由のない怒りが湧いてきたりすることがあるのです。これも自分以外を敵とみなし、子どもを守るための防衛本能の一つ。本人が悪いわけではありません。


妻の出産を磯に、「人格が変わった」「夫婦の関係性が変わった」「セックスレスになった」と悩む男性や、「夫は私がいちばん大変な時に手伝ってくれなかった」とかなり昔の出産当時のことを恨み節で話す熟年女性もいます。それほど、出産前後はデリケートな時期なのです。


 


■ 里帰り中に浮気する男性


長期に渡り実家に滞在するということは、夫と一緒にいる時間が少なくなるということです。里帰り出産中、静かな家の中で一人きり。妻は子どもにかかりきりで、「せっかく我が子が産まれたのに、会いたいときに会えない」と寂しい想いをしてしまう夫もいます。妊娠中の浮気は芸能ニュースでもよく耳にしますが、疎外感を感じてしまい、不倫してしまうこともあるようです。


もし、「里帰り出産」を選択する場合は、夫とのコミュニケーションを密にはかることを忘れずに。2人の赤ちゃんの様子をできるだけ詳しく報告して、ときには悩みを聞いてもらうなど、父親の自覚をもってもらうためにも、連帯感をもって夫婦で子育てしてほしいと思います。


いつまでも夫婦円満でいるためにも、妻の出産前後の過ごし方と夫婦のコミュニケーションのとり方に気配りしてくださいね。


[執筆:渡辺 里佳(夫婦関係・離婚カウンセラー)]


 


※写真:PIXTA、本文とは直接関係ありません


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