チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦ファーストレグが23日に行われ、アトレティコ・マドリードとチェルシーが対戦。フランス代表FWオリヴィエ・ジルーのゴールで、チェルシーが1−0と完封勝利を収めた。試合後に、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、「まるで20歳のようだ」と決勝ゴールをマークしたジルーを絶賛した。23日に、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
スコアレスで迎えた後半69分、チェルシーが均衡を破る。スペイン代表DFマルコス・アロンソが左サイドから低いクロスを入れると、ペナルティエリア内でボールが跳ね上がる。これに反応したジルーがオーバーヘッドキックでボールをゴールに叩き込んだ。結局、このゴールが決勝点となり、チェルシーがファーストレグで先勝している。
試合後、トゥヘル監督は34歳のジルーに全幅の信頼を寄せていることを明かした。
「ジルーを日常的に見ていれば、(今日の活躍は)驚くようなことではないよ。彼は素晴らしいフィットネスを維持していて、フィジカルレベルはトップクラスだ」
「彼はまるで20歳の選手のようにトレーニングをするんだ。常に前向きだし、グループに良い影響を与えているね」
チェルシーは3月17日に、アトレティコとのCL・決勝トーナメント1回戦セカンドレグを控えている。