「車は何とかレクサス。妻は軽自動車です」世帯年収600〜800万円のリアル

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2021年02月24日 17:50  キャリコネニュース

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世の年収600〜800万円世帯は、どのような金銭感覚なのだろうか。同世帯年収のキャリコネニュース読者からは「車は何とかレクサスに乗れています。維持費はかかりますが、妻は軽自動車なのでそこでバランスを取っています」(40代男性/静岡県/事務・管理)といった声が寄せられている。

愛知県の30代既婚男性(メーカー系)は、夫婦と子ども1人の3人家族で世帯年収650万円。「一般的な生活は維持できているが、自分のものはほぼ買えない。500円以上の買い物は真剣に悩む」とコメント。引き続き世帯年収600〜800万円の人たちの金銭感覚や生活感を見ていこう。(文:鹿賀大資)

「親にも助けてもらいながら生活しています」

「車が必需品の地域なので」と語るのは、愛知県に住む30代既婚男性だ。商社勤務で世帯年収700万円、夫婦と子ども1人の3人暮らし。35年ローンを組んで購入した持ち家に住んでおり、車は夫婦で1台ずつ所有している。現在の悩みは、2人目の子どもを作るかどうかだ。

「もし作るなら、夫婦の遺産まで人生設計に折り込まないと不安。一部上場企業に勤務していても、まったく気が抜けない」

兵庫県の40代女性も夫の仕事上、車が必須のため2台所有。夫婦と子ども2人の家族4人で持ち家に住んでいる。「家族が健康で何よりですが、他の楽しみも欲しい」と家計状況を説明する。

「子どもの教育費や家のローン、それに税金の支払いもあり、旦那の給料だけではまったく足りません。私は以前の委託会社から市役所の派遣社員に転職し、夫婦共働きで世帯年収700万円です。それでも親にも助けてもらいながら生活しています」

また市役所の仕事が慣れないせいか「覚えることが多く、正直この時給でボーナスほぼなしの契約はどうなのかと思っています。『働いて何とかゆとりのある生活をしたい』という主婦の足元を見ている気がします」とこぼしている。

教育費と住宅ローン返済の二重苦「まったく生活に余裕はありません」

岡山県の50代既婚男性(メーカー系/世帯年収800万円)は、大学に通う子どもの教育費と住宅ローン返済の二重苦に奮闘中だ。「まったく生活に余裕がありません」と嘆く。

「それでも子どもは自宅通学なので、まだマシな方。これが下宿だったら、と考えると恐ろしいです。大学の奨学金制度は利用していません。あれは、ただの金貸しであって奨学金ではないですね」

そう語る男性だが、この3月で「ようやく子どもが大学を卒業します」と書いている。少しでも肩の荷が下りるなら、それに越したことはない。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」などのアンケートへのご回答や【アマギフ1000円プレゼント】読者エッセイを募集しています。

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  • 家なんて金を産みもしない「負債」を買うからだよ。空き家が余ってるので中古物件を探したら殆ど土地代だけで家が買えるよ?
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