写真家が毎月見続けてきた被災地 石井麻木写真展「3.11からの手紙/音の声」

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2021年02月25日 13:51  OVO [オーヴォ]

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写真石井さんが撮影した被災地の様子©石井麻木
石井さんが撮影した被災地の様子©石井麻木

 2011年3月11日の東日本大震災以来、毎月被災地に足を運び、地震や津波、原子力災害の状況、その地で暮らす人々の姿を写し続けてきた写真家・石井麻木氏。東日本大震災10年特別企画として石井氏の作品展「3.11からの手紙/音の声」が、東京・福島・福岡の3会場で開催される。福島民報社(福島市)と東京新聞(東京)の主催。入場料は全会場無料。

 「被災地を写し続ける写真家」「歌で励まし続けるアーティスト」「伝える新聞社」の3つの発信者が協同。より多くの人たちに、被災地に寄り添い続ける人たちの思いを伝え、震災の風化を防ぎ、復興公営住宅などでの避難生活を続ける福島県民に心を寄せてもらいたいという願いが込められている。被災地の状況のほか、被災地のステージなどで歌うミュージシャンの姿を写した写真などを展示。それぞれの写真に石井氏やミュージシャンたちが書き下ろしたメッセージが入っている。

 石井氏は2014年に、写真とことばで構成された写真本『3.11 からの手紙/音の声』を出版。大きな反響を呼び、以降、全国で開催している写真展は総来場者数9万人を超えたという。2017年に同写真本の増補改訂版を出版し、収益は全額寄付に充てている。2020年4月、新型コロナウイルス禍で苦境に立つ全国のライブハウスを対象に「ライブハウス緊急支援 SAVE THE LIVEHOUSE」 を発足し、支援を続けている。

 同写真展開催に際し、石井氏は以下のメッセージを寄せている。

「あの日から 10 年。どんなに心を砕いてもおいつけないかなしみがある。
それでも 知ってしまった者の責任として自分になにができる、
それは かなしみからもよろこびからも目をそらさず 向き合うことでした。
あのとき避難所で、写して伝えてほしいという声をいただかなければ写すことはなかったと思います。 この 10 年でみてきたもの きいてきたもの 東北のひとたちの生の声。
この 10 年間を 決してわすれないために
そしてまだ終わっていないことを 写真と言葉で届けます。
これまでおこなってきた写真展に、アーティストのみなさまより新たにメッセージをいただき伝えたいものがさらに膨らみました。
企画してくださった新聞社さん達に感謝いたします。
10 年間、そしてこれからの想い、どうか届きますように。」

■東日本大震災10年特別企画 石井麻木写真展「3.11からの手紙/音の声」

主催:福島民報社、東京新聞

共催:東京都杉並区(東京会場/旧杉並区立杉並第四小学校)

協力:石井麻木、風とロック、福島交通、道の駅猪苗代、LIQUIDROOM、博多阪急(予定)

会場日程

<東京会場>

恵比寿・LIQUIDROOM 2階「KATA」3月1日(月)〜14日(日)13時〜20時

※最終日は17時まで

旧杉並区立杉並第四小学校(2020年3月閉校)3月6日(土)〜28日(日)11時〜20時

※21日(日)は電気設備点検のため18時まで

<福島会場>

双葉町産業交流センター 3月6日(土)〜28日 9時〜18時

道の駅猪苗代 3月6日(土)〜31日(水)平日10時〜18時/土日祝9時〜18時

<福岡会場>

博多阪急5階 3月31日(水)〜4月13日(火)10時〜20時

※4月以降も、2022年3月まで1年かけてライブハウス等で継続開催を予定

■特設サイト:https://static.tokyo-np.co.jp/tokyo-np/pages/311/

■オフィシャルサイト:https://www.311tegami.com/

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