MaaS実証実験「Enjoy!おうちでお台場」スタート!

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2021年02月26日 16:31  Techable

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KDDI株式会社、東京臨海高速鉄道株式会社、一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会、株式会社ドコモ・バイクシェア、株式会社ナビタイムジャパン、株式会社ゆりかもめの6者は、東京臨海副都心エリアにおけるMaaS実証実験「Enjoy!おうちでお台場」を開始した。

同実験は、「エリアまでの移動利便性の向上」「エリアでの回遊性の向上」「エリアへの安全・安心なおでかけ機会の創出」という目標に向け2021年1月〜2月頃に実施予定だったが、新型コロナウィルスの影響を鑑み、一部内容を変更して2月25日〜3月22日の期間で実施される。
観光需要醸成と移動サポート同実験では、将来的な臨海副都心エリアへの観光需要醸成を目的とし、エリアの魅力をオンラインで発信していく。具体的には、バーチャル空間上の「XRscape ODAIBA」にてTVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」とのコラボレーションコンテンツやエリアの魅力を伝える動画、体験・アクティビティ紹介サイトなどを展開する。

また、エリア内の住民や今後の観光客の移動をサポートする取り組みも実施。地図アプリ「ここ地図」を活用し、エリアの混雑状況を9段階に色分けして表示する「混雑エリアマップ」、電車の混雑予測を4段階で示す「モビリティの混雑予測表示」、混雑を回避できるルートがある場合は「混雑回避ルート提案」などを提供する。

なお、混雑回避ルートでは、通常のルート検索にくわえ、電車・バス・水上バス・タクシー・シェアサイクルといった交通手段を組みあわせた最適なルートや徒歩のみのルートや自転車のみのルートなどを検索可能だ。
VR・ARなどを活用したコンテンツでは、同実験で展開されるオンラインコンテンツを簡単に紹介していこう。

まずは、株式会社Psychic VR LabのXRプラットフォームアプリ「STYLY」を活用したコンテンツ。お台場の一部を3Dスキャンしたバーチャル空間「XRscape ODAIBA」にて提供される「XR Music Art NIJIGASAKI」がそのひとつだ。

「XRscape ODAIBA」では、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のゆかりの場所「ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場大階段」「デックス東京ビーチ シーサイドテラス」「お台場SKYツーリストインフォメーション」をめぐり、同アニメに登場する子猫の「はんぺん」を見つけると楽曲『CHASE!』をバーチャルコンテンツ化した「XR Music Art NIJIGASAKI」が楽しめるという。

これは、「STYLY」をインストールしたスマートフォンやPCなどから、「XRscape ODAIBA」サイトの「VRで体験ボタン」を押すことで体験できる。

同時に、「STYLY」専用のARスペシャルコンテンツも公開中。「Enjoy!おうちでお台場」上のARマーカーまたはリンク先からスクールアイドル同好会のARドアプレートを出現させ、写真撮影などができるという。

次に、エリアの魅力を発信するコンテンツ。りんかいエリアの魅力をまとめた動画「Tokyo Waterfront City」のほか、「新交通ゆりかもめ」「日本科学未来館」「森ビル デジタルアートミュージアム チームラボ ボーダレス」など複数の施設協力のもとクイズや学習コンテンツ、ペーパークラフトなどを提供している。

「Enjoy!おうちでお台場」サイトはこちら。

PR TIMES(MaaS実証実験概要)
PR TIMES(XR Music Art NIJIGASAKI)

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