薬品かけられたボロボロの猫、半年で奇跡の復活「見惚れるほどのイケメンぶり」

189

2021年02月27日 09:00  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

写真薬品をかけられボロボロだった虎吉(左)、現在ではこんなにイケメンに(写真:ねこけんブログより)
薬品をかけられボロボロだった虎吉(左)、現在ではこんなにイケメンに(写真:ねこけんブログより)
 猫の殺処分ゼロを目指して保護活動などを行うNPO法人『ねこけん』が、半年前に発見したボロボロの猫。薬品をかけられるという、非情な虐待にあった猫だった。その猫が、今年1月に再び『ねこけん』のブログに登場。「イケメン!」と言われるほど見違える姿になって、周囲を驚かせている。代表理事・溝上奈緒子氏に当時の様子、これまでの経緯を聞いた。

【写真】「あのボロ猫が⁉」ニヒルなイケメン猫に! その過程と驚きのビフォーアフター

■薬品かけられ粉まみれ、毛は固まり、まぶたは溶けかけた猫

 2020年7月、『ねこけんブログ』で『ボロボロ猫さんを助けて』というタイトルで公開された、茶トラの猫の写真。この猫はもともと地域猫だったようだが、ある日突然、全身真っ白な粉まみれのボロボロな姿で発見された。どうも、心無い人から薬品をかけられたようだった。

 溝上氏によると、「猫を保護して帰る車の中は、薬品の匂いでこちらも具合が悪くなりそうだった」というほど。体中の毛はゴツゴツと固まり、まぶたの皮膚は溶けかかっていたという。『ねこけん』に到着後、すぐに猫をお風呂に入れて洗浄。だが、その後の血液検査では、かけられた薬品のせいで急性腎不全と急性肺不全になっていたことが発覚した。この様子には、溝上氏をはじめ、『ねこけん』のメンバーたちも心を痛めたという。

 それから約半年が経った今年1月、『ねこけん』ブログに、あるイケメンの猫が登場した。『虎吉』と名付けられたその猫は、眼光鋭く、シュッとした凛々しい姿。そう、この虎吉こそが、かつてボロボロの姿で発見されたあの猫だった。ブログには「お世話に入るメンバーさんが見惚れて、帰るのを忘れてしまうほどのいい男っぷり」とあり、その喜びが伝わってくる。

 「保護された当時は、かけられた薬品のせいで、肝臓と腎臓に障害が出てしまっていました。そこから治療を続け、今では数値も正常になりました。ボロボロにただれていた皮膚も抗生剤のおかげで直り、溶けかけたまぶた、逆さまつげの治療も行いました」(溝上氏)。

■「やっと猫らしく」、だが虎吉の心が癒えるには時間がかかる

 そんな治療の日々を経て、すっかり元気になった虎吉。だが、その心はまだ癒えたとは言えないそうだ。

 「当時は人間不信になっていましたし、今でもまだ人を好きになるほどではありません。ただ、猫同士でじゃれあったりと、やっと猫らしくなってくれた。これから少しずつ、つらい記憶を塗り替えて、人にも慣れていってくれたらと思います」(同)。

 今では、よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ猫になったという虎吉。もともと大きかったという体と貫禄のある仕草で、「中に人がはいってる?」とブログで茶化されるまでになった。平和な保護猫生活でゆっくりと心を癒し、いつか幸せをつかんでくれることを願う。

このニュースに関するつぶやき

  • 犯人見つかっても、猫に薬品じゃ捕まらまい。罰金程度。そろそろ法律変えんとダメだろ。動物保護が進んでる白人達よ、文句言ったれ!日本は白人の意見には弱いからなw良くも悪くも https://mixi.at/a3F3jrP
    • イイネ!1
    • コメント 2件
  • 猫が嫌いな人が居るのも知ってる。地域猫が嫌な人が居るのも知ってる。でも、こんなひどいことする必要はないし、理由にもならない。 元気になってよかったね!
    • イイネ!237
    • コメント 14件

つぶやき一覧へ(101件)

前日のランキングへ

ニュース設定