【男子】セーラームーンのココが好き!劇場版『 美少女戦士セーラームーンEternal』 ファン座談会

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2021年02月27日 15:11  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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1991年に「なかよし」(講談社)で連載が始まり、翌1992年にアニメ『美少女戦士セーラームーン』が放映されてから29年。

【写真9枚】劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal《後編》の写真をさらに見る

「美少女戦士セーラームーン」の人気は今や不動のものとなった。

そして、2021年、劇場版『美少女戦士セーラームーン Eternal』が前編・後編の2作連続で公開中。

「美少女戦士セーラームーンCrystal」シリーズに続く、原作第4期<デッド・ムーン>編が描かれている。

本作品は主人公が美少女戦士という設定から、女の子向けアニメと思われがちだが、国内外、男女問わずたくさんの人に支持されている。

本日は劇場版の公開を記念して、熱烈なセーラームーンファンの男性5名に「『美少女戦士セーラームーン』の魅力」を思う存分語ってもらった。

■人生に強い影響を与えてくれる『美少女戦士セーラームーン』

――自己紹介をお願いいたします。

カンディミオンです。映画会社で働いています。

「美少女戦士セーラームーン」は姉の影響で一緒に観ていて、レイちゃん(セーラーマーズ/火野レイ)が登場したときに「これだ!」と思ってから、ずっと好きです。

セーラーマカロンです。テレビ放送が1992年に始まったときに「今期始まったアニメの中でこれが一番好きだ!」と思ってからずっと好きです。

アニメが終わってからも、ずっと好きすぎて拗らせて今に至ります。

花妖魔オチニアンです。表参道でお花屋さんをやっています。

「美少女戦士セーラームーン」は幼稚園児の時に観ていて、雑誌の付録でセーラームーン(月野うさぎ)に変身したりしていました。

漫画もアニメも観ていますが、(今日集まった他のメンバーに比べると)にわかセーラームーンファンかもしれません(笑)。

セーラーゴマちゃんです。「美少女戦士セーラームーン」を最初に観たのは、90年代のアニメ放送当時、小学生のときです。

子供の頃は漫画家になりたくて、よくセーラームーンの絵を描いていました。髪型が特に難しかったことを覚えています。

ずっと絵を描き続けて、今はアートディレクションの仕事をしています。

セーラーおえかきです。ゴマちゃんと同じなのですが、僕も絵を描くのが好きで、よくセーラームーンを描いていました。

今も絵を描く仕事をしていて、それは本当に「美少女戦士セーラームーン」がきっかけだなと思います。「美少女戦士セーラームーン」は自分の人生を決めてくれた作品です。

■セーラームーン世代はみんな「楽しめる気持ち」が心の奥に眠っている

――男性から見た、セーラームーンの魅力とは?

セーラーマカロン:「美少女戦士セーラームーン」は戦隊モノのような感じで5人の戦士が力を合わせて戦いますよね。

そういうノリがあったから男の子でもすんなり観ることができたんです。

でも、キラキラと眩しすぎて、男の子が観ているよと言うのはなかなか言いづらいものがありました。どこか恥ずかしいという思いがあって、僕も最初は言えなかったんです。

でも、あるとき友達が家に宿題をしにきて、机の引き出しの中を見られちゃったんですよね。

中には「セーラームーン」のカードがびっしり入っていて(笑)。見られちゃった!って。

そのときは笑ってごまかしたんですけど、このことを学校で言われたら笑いの種になってしまう!という不安がありました。

だから翌日、女の子たちに「昨日のセーラームーンめちゃ面白かったよね!」と自分から言ったら、なんの抵抗もなくみんなが受け入れてくれたんです。

男女の垣根を飛び越えて楽しく話ができました。その楽しそうな空気が伝わって、「俺も実は観てる!」とみんなが言い出しました。

今回の劇場版を観たとき、流行りの言葉で言うと「エモい」と感じました。

変身シーンとか、子供のときに観ていた記憶が蘇って、それだけでも感動しました。

セーラームーン世代の人たちは「楽しめる気持ち」が心の奥に眠っているので、(本作を)観ていただくと、男女関係なく小さいときの気持ちが爆発すると思います(笑)。

カンディミオン:自分の周囲は割と男の子もすんなり観ていて、よくある文集のアンケートの「好きなアニメ」の第1位が男女どちらとも「美少女戦士セーラームーン」でした。

当時の放送が土曜の夜7時のゴールデンタイムだったからというのも大きいと思います。みんな「どのセーラー戦士が好き」という話をしていました。

セーラーおえかき:俺の周りもみんな「セーラームーン」を観ていて、カードダス(トレーディングカード)もみんな集めていた。

花妖魔オチニアン:カードダス懐かしい!(笑)

セーラーおえかき:で、男友達に「亜美ちゃん(セーラーマーキュリー/水野亜美)の絵を描いて」と言われて、書いてあげたりしていました。

セーラーマカロン:男はみんな亜美ちゃんが好きなんだよね(笑)。

■「美少女戦士セーラームーン」を観た後は、世界がキラキラして見える⁉

カンディミオン:今回の劇場版は女の子を誘うきっかけにもなるよね。同世代の夫婦だったら観た後に絶対盛り上がると思う。

セーラーゴマちゃん:前編を六本木で観たのですが、やっぱり子供連れが多かったんですよね。

当時リアルタイムで「美少女戦士セーラームーン」を観ていた世代は、今子供がいてもおかしくない年齢でもあるから。

セーラームーンは小さいときに観てたものだから、今でも楽しめる。子供と一緒になって楽しめる作品。

それから、セーラームーンを観た後って世界がキラキラするんですよね。

思い出とか感情移入とか、色々なものを反映しているのかなと思う。

今現に、情報量の多い後編を観た後なので自分の世界もキラキラしている(笑)。

セーラーマカロン:「美少女戦士セーラームーン」はずっと世界観が一貫していますよね。

変身はしているけど、すごい装甲があるわけでもなくひたすら生身で戦い続けてる!

突然お腹にものすごいダメージを受けるのとか、今観ると「すごいことやってる!」と思ったり(笑)。

楽しみ方はやっぱり子供のときと変わってはいるだろうけど、本質は変わっていないのもいいですよね。

■舞台は、色々な人がありのままの姿で受け入れられている世界

――「美少女セーラームーン」は昔からジェンダーギャップについて意識されている作品。

1992年の時点でアニメではレイちゃんが「今時女よりも男の方が偉いなんて言ってるのはおじさんだけだわ!」と言っていたりします。

それが2021年になって、男性もヒロインでいていいと全肯定してくれてますよね。

セーラーマカロン:確かに「セーラームーン」においてはタキ様(タキシード仮面/地場衛)がヒロインですもんね。

セーラーゴマちゃん:「俺はセーラームーンを助けてあげられないけど」とか言ってたもんね(笑)。

セーラーマカロン:セーラームーンから「ウラヌス(セーラーウラヌス/天王はるか)って男なの?女なの?」と聞かれたときに、ウラヌスは「男とか女とかそんなに大切なこと?」と言っています。

当時小学生だった自分には衝撃的でした。

幼少期、男の子は親から、「男の子はこういうものを観るんだよ」という導きがあるんですけど(笑)。

僕はセーラームーンが好き、ピンクが好き、カバンもピンクがいいと主張していました。

ウラヌスが性別は関係ないと言ってくれているから間違いないと思っていました。

カンディミオン:それを90年代から描いていたのがすごいですよね。

ウラネプ(セーラーウラヌス&セーラーネプチューン)の関係性だったり。スターライツ(原作第5期)の描き方とかって、今でこそジェンダー論が一般的になってきたけど、あの当時にはまだまだでしたから。

今改めて感じる「美少女戦士セーラームーン」の凄さのひとつですよね。

セーラーマカロン:後編の最初のシーンで、外部太陽系戦士が一緒に暮らしていて、サターン(スーパーセーラーサターン/土萠ほたる)を育てているのも 、斬新ですよね。

セーラーゴマちゃん:当時は普通に観ていたけど今考えるとすごいよね。

同性同士で子供を育てる家庭は実際にあるだろうし。

花妖魔オチニアン:漫画界でも女の子が最前線で戦うのは革命的だったからね。

セーラーマカロン:前編に登場したアマゾン・トリオもおネエ言葉なんだけど、みんなそこはスルーするんですよね(笑)。何か突っ込みが入ったりしない。

90年代アニメはもっと複雑で、おネエ言葉を喋るけど女性が好きとか。みんなそこら辺をスルーして生活している。

色んな人がありのままの姿を受け入れられている世界ですよね。子供だからこそスッと受け入れられたのかなと思います。

セーラーおえかき:自然に描かれているのもあって、観ている方も自然に受け入れられるよね。

■負けそうになっている人ほど観てほしい! 「美少女戦士セーラームーン」に込められた強いメッセージ

――今回の劇場版は現実世界にもかなり通ずるものがあるのかなと思います。

セーラーおえかき:<デッド・ムーン>編ってみんなが自分の感情を出すから、それがすごく共感できるよね。

みんなが「私はこの子に共感する」って思える作品。

敵のネヘレニアですらきちんと思考があって、彼女なりの行動がある。とにかく心情を丁寧に描いていて、人間ドラマに近い感じですよね。

セーラーマカロン:「Eternal」は夢がテーマになっているから、なりたいものとかに一生懸命立ち向かっている人に観てほしい。

本作品で、「光があるところには闇が必ずある」というようなセリフがあるように、夢が大きければ苦しみや挫折も大きくなると思う。

その中で、闇に飲み込まれそうになるけど、「いつだって自分の中に持っている星を輝かせて」というメッセージが、社会に出て戦っている人の胸に響くと思う。

男女問わず、負けそうになっている人にこそ観てほしい。

今ここで闇に飲み込まれてはいけないって強く思えるだろうから。

花妖魔オチニアン:すごいいい話(笑)。

■やっぱり外せない!「推しセーラー戦士」談義

――推しキャラのいいところは?

セーラーおえかき:セーラーヴィーナス(愛野美奈子)は一番人間臭いんですよね。

セーラー戦士のリーダーで、「しっかりしなくちゃ!」という思いがあるけど、うまくやれなかったり。

前編でも外部太陽系戦士と比べて「自分はちゃんとできてない」と思っちゃったり。

とにかく人間味がある。一番共感しやすいキャラですね。あとビジュアルが素直に可愛い(笑)。

カンディミオン:セーラーマーズはとにかく圧倒的に見た目が好きです。だから今日も赤い服を着ています(笑)。

セーラー服で戦うってこと自体斬新なのに、プラス素足にピンヒールっていうのがすごく響きました。

黒髪ロングヘアーで勝気。さらに巫女さん。設定盛り盛りな感じが本当に大好きですね。

セーラーマカロン:僕は箱推し(みんなが好き)です。

「美少女戦士セーラームーン」が好きって言うと必ず「誰が一番好きか?」という話になるんですけど、自分にとって「美少女戦士セーラームーン」は聖書のようなものなので、聖書の登場人物に推しをつけるのは自分の中ではおこがましい(笑)。

その日の気分とか自分の悩みとかで推しは変わっていきます。全員愛おしい。

セーラーおえかき:しょこたん(中川翔子さん)も同じようなこと言ってたね。

花妖魔オチニアン:僕はセーラーサターンを推しているんですが、この子だけ存在理由がめっちゃ具体的なんですよ。だけどあまりいい理由じゃなくて。

「いつでも終焉と共に希望と再生があるのです」という台詞を何度も思い出しますね。自分が、色んな終焉を迎える度に(笑)。

セーラーゴマちゃん:子供の時はセーラーヴィーナスが一番好きだったんです。

大きなリボンがついていて、必殺技もきれいだし、キラキラしていますよね。一番女の子っぽいなと感じていました。

でも、年齢を重ねていくとまこちゃん(セーラージュピター/木野まこと)を一番奥さんにしたい(笑)。一番家庭的だし、優しいし、惚れっぽいところもまたいい。

まこちゃんは、悩みも一番女の子らしいんですよ。よく見ると靴も編み上げブーツで可愛い。大人になってからは、ジュピターを推しています。

亜美ちゃんとか、人気ありそうなところに行きそうだったこともあるんですけど(笑)。

■見どころ満載! 劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』の魅力

――今回の劇場版の今千秋監督はセーラームーンのファンなんですよね。

皆さんと同じように「美少女戦士セーラームーン」が好きで、セーラームーンの仕事をしている。そういった方たちが集まって出来上がった作品という感じがすごくしますよね。

セーラーおえかき:自分は「美少女戦士セーラームーン」のアニメの中では只野和子さん(キャラクターデザイン)の画がやっぱり一番好きなんです。

今回の劇場版でもキャラクターデザインを担当されているんですけど、当時の雰囲気も残しつつ、武内直子先生の原作感もありつつ、今風にアレンジされている。

特にギャグシーンなんかは「武内先生の絵だ!」と思ったりして、本当にエモい! 一つひとつのシーンに原作リスペクトを感じるのもいいですよね。

セーラーゴマちゃん:あとセーラーサターンの変身シーンね!

セーラーマカロン:放映当時のアニメでは観られなかったセーラーサターンの変身シーンがようやく公開! よかった〜! やっと浄化されました(笑)。

セーラーおえかき:セーラー戦士たちの変身シーンって、そんなに長くないのに、それぞれの戦士の個性がギュッと短く濃縮されているのがすごくいいですよね。

最新のアニメーションで90年代と一緒なわけではないのですが、昔の記憶がまんまよみがえってきます。

セーラーゴマちゃん:「美少女戦士セーラームーン」は昔から私服がすごく可愛くて。

劇場版の私服も原作ママなんですけど、今観ても当時のものは「レトロおしゃれ」みたいな感じで可愛い!

今ファッションの仕事をしているから、余計に服に着目しちゃうけどみんなすごくおしゃれだなーって思います。

せつなさん(スーパーセーラープルート/冥王せつな)はひとりだけすごい恰好してなかった? 「おはよう」とか普通に言ってるけどすごい恰好しているなって(笑)。

はるかさんのワンピースもおしゃれだったし、うさぎちゃんもスカーフを巻いていたり。

中高生でなかなかあんなおしゃれな子はいない。特に今回変身が解けて私服になるシーンが多いからそこも見どころ。

セーラーマカロン:今回の劇場版の私服は漫画をベースにアレンジしている感じでしたね。

カンディミオン:レイちゃんがやっぱりめっちゃ可愛い(笑)。

■楽曲にも注目!ファンを楽しませるための工夫がいっぱい

セーラーおえかき:エンディング曲の「らしくいきましょ」はエモエモのエモでしたね。

セーラーマカロン:最後まで席を立たずに観てもらいたいですよね。

セーラーおえかき:ANZAさん(ミュージカル版『美少女戦士セーラームーン』セーラームーン/月野うさぎ役)が歌ってくれているのが、当時のファンを考えてくれてますよね。

セーラーマカロン:ANZAさんって(ファンにとって)セーラームーンそのもので、(ANZAさんご自身も)今でも「セーラームーン」が大好きなんですよね。

全然声もお変わりなく。「らしくいきましょ」を聞くだけでもチケットの元がとれるくらいの価値があります。

セーラーおえかき:劇中歌もすごくよかったですよね。エターナルセーラームーンが決め台詞を言うときに三石琴乃さんがソロで歌っていて、すごく考えられているなって。

セーラーマカロン:今回のエンディングの「月色Chainon」も、「Moon Revenge」(1993年に公開された劇場版『美少女戦士セーラームーンR』の主題歌)を感じられるようなところがありますよね。

作曲をされた小坂明子先生が、昔からセーラームーンを好きだった人のことを思って書いてくれたんじゃないかな、と思いました。

あ!それから、今作品では、10戦士のドレス姿が観られます! 90年代アニメ版では絶対に観ることができない映像。

今の技術で丁寧に描かれた10戦士のドレスシーンを観るだけでも映画館に足を運ぶ価値があると思います!

ファンならば絶対に楽しめる作品、劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』。ぜひとも巨大スクリーンでキラキラと輝くセーラー戦士たちを見届けてほしい。

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  • 実写の5人の少女は、みんな 美人になりました。
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