フォーミュラE第2戦を制したのはジャガーのバード。5位フィニッシュのキャシディにはペナルティ

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2021年02月28日 06:41  AUTOSPORT web

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写真2020/21年ABB FIAフォーミュラE世界選手権第2戦ディルイーヤE-Prixを制したサム・バード(ジャガー・レーシング)
2020/21年ABB FIAフォーミュラE世界選手権第2戦ディルイーヤE-Prixを制したサム・バード(ジャガー・レーシング)
 2月28日、2020/2021年ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン7の第2戦がサウジアラビアのディルイーヤで開催され、サム・バード(ジャガー・レーシング)が優勝を飾った。

 ニッサン・e.ダムス陣営はオリバー・ローランドが7位、セバスチャン・ブエミはリタイアという結果でレースを終えている。

 2月27日に同地で2021年シーズンの開幕を迎えたフォーミュラE。第1戦ではニック・デ・フリース(メルセデスEQフォーミュラEチーム)がフリー走行1回目から好調な走りを披露し、予選でポールポジションを獲得。決勝レースでもトップの座を一度も譲ることなくポール・トゥ・ウインを果たしている。

 開幕戦で速さを見せたメルセデス勢だが、この第2戦ではフリー走行3回目でメルセデスパワートレインを搭載するエドアルド・モルタラ(ロキット・ベンチュリ・レーシング)にブレーキトラブルが発生。原因はシステム関連のトラブルということがわかり、メルセデスパワートレインを搭載した4台が予選に参加できなくなってしまう。

 そんな予選でポールポジションを獲得したのはロビン・フラインス(エンビジョン・ヴァージン・レーシング)となり、セルジオ・セッテ・カマラ(ドラゴン/ペンスキー・オートスポーツ)が2番手、そしてバードが3番手に続いた。

 なお、メルセデスパワートレインを搭載したメルセデスEQフォーミュラEチーム、ロキット・ベンチュリ・レーシングの2チーム4台は、予選後にブレーキトラブルへの対策を施すことができたため、決勝レースの参加が許可されている。

 決勝レースは45分+1周で争われ、スタートではフラインスがトップをキープして1コーナーに飛び込むが、その後方では3番手スタートのバードがセッテ・カマラをかわして2番手に浮上する。バードはファステストラップを記録しながらフラインスの直後につける。

 レースはそのまま進み、残り32分となる11周目にはトップのフラインスがアタックモードに入るためオフラインを走行する。その間に2番手のバードが首位に浮上するが、13周目のホームストレートでフラインスがパワー差を活かしてトップの座を奪還する。

 残り24分、トップのフラインスと2番手バードが急接近するが、そのタイミングでパスカル・ウェーレイン(タグ・ホイヤー・ポルシェ)と接触したジャック・デニス(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)がクラッシュしてしまう。デニスの車両を回収するためにフルコースイエローが導入され、全車追い越しはせずにスロー走行でレースが進む。

 レースは残り20分から再開。首位フラインス、2番手バードは変わりなく、その後方にポジションを上げてきたチャンピオンチームのDSテチーター2台が3、4番手でトップを伺うが、チームメイト同士で接触してしまい上位2台との差が広がってしまう。

 そしてレース残り15分、2番手のバードがトップを走行するフラインスを捉え、ホームストレートから1コーナーへの飛び込みでオーバーテイクに成功し首位に浮上する。

 しかし26周目、マキシミリアン・ギュンター(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)とトム・ブロンクビスト(NIO 333フォーミュラEチーム)が接触しクラッシュ。同時にアレックス・リン(マヒンドラ・レーシング)のマシンが横転しながらウォールにヒットするアクシデントが発生したためセーフティカーが導入される。なお、リンは意識があり会話もしているが、検査のため病院に向かったという声明がチームのSNSで発表されている。

 レースはその後もセーフティカーランが続いていたが、残り2分41秒を残してレッドフラッグが提示され、リスタートは行われずにレース成立となる。この結果、セーフティカー導入前にトップに立ったバードが優勝、2位フラインス、3位はジャン-エリック・ベルニュ(DSテチーター)というトップ3になった。

 4位にはアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチーター)が続き、レース後半に追い上げを見せたニック・キャシディ(エンビジョン・ヴァージン・レーシング)がフォーミュラE参戦2戦目で5位フィニッシュを果たしている。

 しかしレース後に審議が行われた結果、多くのマシンにペナルティが科されることとなり、3位フィニッシュのベルニュ、5位フィニッシュのキャシディには24秒のタイム加算ペナルティが発表された。このペナルティによって、最終的に3位ダ・コスタ、4位セッテ・カマラ、5位ニコ・ミューラー(ドラゴン/ペンスキー・オートスポーツ)という結果となり、ベルニュは12位、キャシディは14位でリザルトが確定している。

 次戦は4月10日、イタリアのローマで2020/2021年ABB FIAフォーミュラE世界選手権第3戦ローマE-Prixの開催が予定されている。

■2020/21年 ABB FIAフォーミュラE世界選手権第2戦順位結果
■2020/21年 ABB FIAフォーミュラE世界選手権第2戦ディルイーヤE-Prix 最終順位結果
Pos.No.DriverTeamLapsQF110S.バードジャガー・レーシング29324R.フラインスエンビジョン・ヴァージン・レーシング291313A.F.ダ・コスタDSテチーター291047S.セッテ・カマラドラゴン/ペンスキー・オートスポーツ29256N.ミューラードラゴン/ペンスキー・オートスポーツ29668O.ターベイNIO 333フォーミュラEチーム294722O.ローランドニッサン・e.ダムス2913811L.ディ・グラッシアウディスポーツ・アプト・シェフラー2915917N.デ・フリースメルセデスEQフォーミュラEチーム29No Time1099P.ウェーレインタグ・ホイヤー・ポルシェ29161136A.ロッテラータグ・ホイヤー・ポルシェ29No Time1225J-E.ベルニュDSテチーター297135S.バンドーンメルセデスEQフォーミュラEチーム29No Time1437N.キャシディエンビジョン・ヴァージン・レーシング29111529A.シムズマヒンドラ・レーシング29141671N.ナトーロキット・ベンチュリ・レーシング29No Time1733R.ラストアウディスポーツ・アプト・シェフラー29191888T.ブロンクビストNIO 333フォーミュラEチーム295NC23S.ブエミニッサン・e.ダムスDNF8NC28M.ギュンターBMW i アンドレッティ・モータースポーツDNF12NC20M.エバンスジャガー・レーシングDNF18NC94A.リンマヒンドラ・レーシングDNF9NC27J.デニスBMW i アンドレッティ・モータースポーツDNF17NS48E.モルタラロキット・ベンチュリ・レーシングDNSNo Time

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