バルセロナのスペイン人DFジェラール・ピケがタイトル獲得に向けて意気込みを述べた。スペイン紙『マルカ』が27日にコメントを伝えている。
バルセロナは27日にリーガ・エスパニョーラ第25節でセビージャと対戦。フランス代表FWウスマン・デンベレとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴールにより、バルセロナは2−0で勝利を収めた。この結果、バルセロナは勝ち点「53」を獲得して、2位となり、2試合未消化の首位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差は「2」となった。
ピケは試合後「何か月も負傷していたにも関わらず、思った以上にプレーできている」と述べた。同選手は昨年11月に負傷離脱をして、今月16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦でメンバー復帰を果たしている。ピケは「試合に出続けることができて嬉しいね。今日の試合を誇りに思うよ」とセビージャ戦を振り返った。
また、ピケはタイトル獲得に向けて「間違いなくタイトルを獲得できるチャンスがある」と意気込みを述べた。バルセロナは10日に行われたコパ・デル・レイ準決勝ファーストレグのセビージャ戦に0−2で敗れ、さらに16日に行われたCLの PSG戦にも1−4で敗れている。バルセロナは2つのタイトルを逃す危機にあるものの、ピケは次のように述べた。
「この2つの試合には負けたが、チームは今よりももっと悪い状況を見てきた。今年を信じてほしい。コパ・デル・レイ決勝に進むことができれば今シーズンは完全に良い方向に変わる。それにリーグ戦もまだ終わっていない」
バルセロナは次節、3月6日にアウェイでオサスナと対戦する。