松本人志、映画『100日間生きたワニ』のタイトルに「絶対変えんでいい!」

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2021年02月28日 16:22  Techinsight Japan

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タイトル変更に「大喜利みたいになってきてる」と松本人志
漫画家のきくちゆうき氏が、2019年12月12日からTwitterで投稿して社会現象を巻き起こした4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』のアニメ映画化が決定。『100日間生きたワニ』のタイトルで5月28日に公開される予定だ。2月28日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で話題に取り上げたところ、出演者の多くがタイトルを変更したことに釈然としないようで、レギュラーコメンテーターの松本人志に至っては「絶対変えんでいい!」と訴えた。

『100日間生きたワニ』の話題に入る前段階として、映画『トイ・ストーリー』シリーズにも登場する米国生まれの玩具「Mr.ポテトヘッド」のブランド名をジェンダーニュートラルの観点から「Mr.」を外して性別を区別しない「ポテトヘッド」に改めるという話題が出た。時代の流れとはいえ、松本人志は「まじかー」と戸惑いを隠せず「ジェンダーに対して反対勢力がいないから『ジェンダーを立てたら優等生的なポイントも上がるよね』みたいになっているのがちょっと嫌だ」と胸のうちを明かした。

さらに司会の東野幸治が、新たにテレビアニメ化される人気漫画『鬼滅の刃』の「遊郭編」についてネット上で「遊郭は子どもに悪影響」、「子どもに遊郭を説明しなければならない」などの論争が起きたことに触れた。松本はこれにも「なんかねー」と首をひねり、主人公・竈門炭治郎の耳飾りが「旭日旗に似ている」と韓国で一部から問題視されている件を「韓国ではそこだけ変えてたりするんでしょ。なんかなー」ともやもやしたものを溜め込んでいたところで、『100日間生きたワニ』の話題に入ったのである。

東野は4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が『100日間生きたワニ』のタイトルでアニメ映画化されることを紹介して、制作側による「コロナ禍になり何でもない日常が失われ、掲載当時より死を意識する世界になってしまったからこそ、それでも生きて進んでいくということを描きたい」というコンセプトを説明した。松本がタイトル変更を知って「大喜利みたいになってきてるやん」と笑いを誘えば、ゲストの立川志らくは「『死ぬ』がダメだったら『007は二度死ぬ』もダメ。全部そういうことになる」と指摘した。

そこで東野がタイトル変更について「これ変えたらあかんと思うんですよ」と持論を話したところ、松本が「絶対変えんでええよ」、「絶対変えんでいい!」と強く同意。共演者からもタイトルが変わってしまうと「なんか内容があんまり入ってこないというか」という声が聞かれたので、松本と東野が「インパクトが弱まるよね、めちゃくちゃ」、「タイトルってほんとに大事。こういうのはどうなのかな?」と共感していた。

Twitter上では「え、100日後に死ぬワニの映画タイトルが100日間生きたワニに? いや、意味が全然違くない?」、「100日間生きたワニwwほんま大喜利やん。このタイトルなら絶対売れてないよ。100万回生きたネコみたいになってるし笑」、「100日間生きたワニにタイトル変えたって、マジっすか 驚きすぎて言葉がないわ。配慮って、どこまでしたらいいのか、わからないの世の中だなぁ…この話の始まりがジェンダー差別の話からってのがね、この番組の好きなところ」などの反響があった。

ちなみにアニメ映画『100日間生きたワニ』で監督・脚本を務める上田慎一郎氏は、まだ4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が連載中の昨年1月に映画化を考えたという。制作が始まった矢先にコロナ禍となり、それに伴って脚本を大きく書き直してタイトルも『100日間生きたワニ』に変更したそうだ。「時代を越える普遍的な物語でありながら、今しか創れなかった、今見て欲しい映画にもなると思っています」とコメントしている。

画像2枚目は『100wanimovie 2021年2月26日付Instagram「100ワニ100日企画 質問募集」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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