リーガ・エスパニョーラ第25節でビジャレアルと首位アトレティコ・マドリードが対戦した。
公式戦ここ3試合で勝利から遠ざかっているアトレティコ・マドリード。前線にはエールのルイス・スアレスとアンヘル・コレアが起用された。
アトレティコは24分、右サイドからのCKを獲得。ショートコーナーからトマ・レマルがゴール前へボールを送ると、ファーサイドにいたステファン・サヴィッチが頭で合わせる。放たれたシュートはGKが反応したものの、アルフォンソ・ペドラサに当たってゴールラインを割った。このシーンについて1度は副審がオフサイドだとして旗を上げたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入の結果、得点が認められた。
追いつきたいビジャレアルは主導権を握り、ジェラール・モレノが至近距離からダイビングヘッドを放つシーンもあったが、ヤン・オブラクの好セーブに防がれて得点を奪えず。
後半に入りアトレティコはレマルに替えてベンチスタートだったジョアン・フェリックスを投入する。するとそのフェリックスが69分、相手のクリアボールを胸トラップから右足で振り抜くと、強烈なシュートがゴールに突き刺さった。
2点のビハインドを背負ったホームチームは、多途中出場のアレックス・バエナのシュートがポストに直撃するなど、最後までオブラクの守るゴールを割ることが出来なかった。
勝利したアトレティコは次節、本拠地で3位のレアル・マドリードと対戦する。
【スコア】
ビジャレアル 0ー2 アトレティコ・マドリード
【得点者】
25分 0−1 オウンゴール(アトレティコ・マドリード)
69分 0−2 ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード)