『銀魂 THE FINAL』は、公開1週目の週末興収(1月9日・10日)の数字が、『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』(10年4月24日公開)の145%、『万事屋よ永遠なれ』(13年7月6日公開)の102%と前作を上回る好スタートを記録。多くのファンが映画を鑑賞しており、担当者によると「男女比は4:6で、10代後半から30代までの幅広い客層」と説明していた。
また、公開1週目の週末動員ランキング(1月9日・10日)では、それまで公開から12週連続1位だった『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を抑え首位を獲得。『銀魂』は、ほか作品のパロディーや時事ネタを取り組む作品として知られており、『銀魂 THE FINAL』では、映画が大ヒット公開中の別作品であるアニメ『鬼滅の刃』のキャラクターを作者・空知英秋氏が描き、それを映画の入場者特典(イラストカード)として配布し、『鬼滅の刃』ファンも劇場に訪れるなど、良い意味での『銀魂』だから許される“便乗商法”として話題となった。