ソフトバンク・今宮、一軍復帰戦でマルチ安打　開幕スタメンへ視界良好

○ ソフトバンク 14 − 2 中日 ●
＜オープン戦・PayPayドーム＞

　ソフトバンクの今宮健太内野手（29）が2日、中日とのオープン戦に「2番・遊撃」でスタメン出場。一軍復帰戦で3打数2安打をマークした。

　初回、無死一塁で中日の先発左腕・笠原と対戦。一走・周東の二盗成功後、4球目の真っ直ぐを逆方向に弾き返したが、ライナー性の鋭い打球は相手右翼・平田に好捕され右飛に倒れた。それでも2回、無死一、二塁の好機で再び笠原と対峙し、4球目のカットボールを左前へ。3回の第3打席も2番手左腕・橋本から左前打を放ち、直後に代走・川瀬を送られお役御免となった。

　凡打も含め広角に鋭い打球を放ち、3打数2安打1得点をマーク。遊撃での守備機会はなかったものの、本拠地で“開幕スタメンOK”をアピールした。

　今宮は両ふくらはぎのコンディション不良により、今年の春季キャンプは主にリハビリ組で調整。昨季は左ヒラメ筋損傷の影響で、レギュラー定着後ワーストの43試合出場にとどまった。