明石家さんまプロデュースのアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」 主人公の声は大竹しのぶが担当

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2021年03月02日 19:31  おたくま経済新聞

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明石家さんまプロデュースのアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」 主人公の声は大竹しのぶが担当

 明石家さんまが企画・プロデュースする劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」の主人公の肉子ちゃんの声を大竹しのぶが担当することが発表されました。また公開日は6月11日に決定。あわせて特報映像も解禁となりました。


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 「漁港の肉子ちゃん」は漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がつなぐ最高の奇跡を描いた感動のハートフルコメディ。直木賞を受賞した西加奈子のベストセラー小説を原作としており、アニメーションはSTUDIO4℃が手がけています。


 監督を「ドラえもんのび太の恐竜2006」の渡辺歩が、作画監督を「かぐや姫の物語」で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一が担当。脚本は「凪のお暇」などで注目を集めた大島里美が担当するなど、豪華スタッフが集結していることでも話題となっている映画です。


 主人公の声をつとめるのは映画や舞台などでの演技はもちろん、「風立ちぬ」「メアリと魔女の花」でもボイスキャストをつとめており、声優としての評価も高い大竹しのぶ。


 今回の映画で企画・プロデュースをつとめる明石家さんまの元妻でもあり、離婚後も誕生日会へ出席するなど、不思議な関係性を築いている元夫婦としても知られています。


 明石家さんまは大竹しのぶ起用の理由について「共同プロデューサーたちが大竹しのぶさんを肉子ちゃん役で推薦してきたので、それならオファーしてみてくださいと。そしたら大竹さんから『(さんまさんが)どうしても私に演ってほしいって言ったんでしょ』と言われたけど、それは言ってない(笑)。仕事としてお願いするからには正式なルートで依頼してねと伝えたんです。渡辺監督も肉子ちゃんと大竹さんがパチンときたとおしゃっていて、肉子ちゃん役が一番最初に決まった。(今回オファーを)受けてくれてありがたい。頼りにしております」とコメント。


 大竹しのぶは「原作を読み、笑って泣いて。映像を見て、また更に笑って、泣けて。大変なときも、大変なことも『ガハハ』と笑って受け止めちゃう肉子ちゃんを尊敬します。プロデューサーであるさんまさんは、本当に人が笑っている顔を見るのが好きなんだなぁとしみじみ思いました。だから、この映画を作ったんだなと。そこを壊さないよう、みんなにきちんと幸せを届けられるよう頑張ります」とのコメントをよせています。


 解禁となった特報映像には、漁港に浮かぶ船の中で娘のキクコが「私と肉子ちゃんは、ちょっと訳ありで漁港の船で暮らしている」と語るシーンから始まり、大竹しのぶが演じる母・肉子ちゃんが「朝やで、キクリン!学校食べて、ゴハン行かなっ!」と言い間違えをしながら慌てて着替える姿などが映し出されています。


 さらにラストにはバス停の看板に張りつくヤモリから「みてや!」と一言。明石家さんまから特報限定のスペシャルな“おまけ”も用意されているそうです。


 明石家さんまが、日本中に元気を届ける映画「漁港の肉子ちゃん」。配給はアスミック・エースで、6月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーにて公開予定です。


(C)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会
情報提供:吉本興業株式会社


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