オリックス・黒木が2/3回で降板も150キロ計測 3年ぶり一軍登板へ前進
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2021年03月02日 19:50 ベースボールキング
オリックス 6 − 6 ロッテ
<オープン戦・京セラD大阪>
右肘の手術から復活を目指すオリックスの黒木優太投手(26)が2日、ロッテとのオープン戦にリリーフ登板した。0回2/3を投げて被安打1、与四球2、奪三振1。二死満塁のピンチを招いて降板したが、後を受けた吉田凌が切り抜け無失点だった。
黒木は立正大から2016年のドラフト2位で入団し、1年目から55試合に登板するなどブルペンの一角として活躍するも、3年目の2019年6月にトミージョン手術を受け長期離脱。リハビリに専念するため昨季は育成選手として再契約を結び、このオフに支配下復帰を果たしていた。
出番は8回、先頭の8番・田村を124キロのカーブで空三振に退け上々のスタートをきったものの、続く9番・小川に中前打を許すと二盗を決められ、1番・藤原、3番・福田光に四球。球数がかさみ二死満塁となったところで投手交代となった。
打者5人に対して投じた球数は25球。走者を背負ってから制球が乱れるなど、次回登板への課題も残したが、ストレートの最速は150キロを計測し、3年ぶりの一軍登板へ向けて着実に前進している姿を見せた。
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