小林可夢偉、IMSAの耐久3レースへ追加参戦決定! デイトナ2位のキャデラックで雪辱を期す

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2021年03月03日 07:51  AUTOSPORT web

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セブリング、ワトキンス・グレン、プチ・ル・マンへの参戦が決まった48号車キャデラックDPi-V.R
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスに参戦するアクション・エクスプレス・レーシングは、開幕戦のデイトナ24時間に続き、IMSAの長距離耐久レースで構成される『ミシュラン・エンデュランス・カップ』の残り3戦にも2台目となる48号車キャデラックDPi-V.Rを投入、ジミー・ジョンソン、シモン・パジェノー、小林可夢偉がドライブすると発表した。

『アリー』がスポンサーとなる48号車は、1月の開幕戦デイトナ24時間レースでは3人のドライバーにマイク・ロッケンフェラーを加えた編成で、2位に入賞している。

 当初はデイトナのみの参戦が確約されていたが、7度のNASCAR王者でもあるジョンソンは、デイトナのほかセブリング12時間、ワトキンス・グレン6時間、プチ・ル・マン10時間レースの4戦にタイトルのかかるエンデュランス・カップすべてに挑戦するという野心をほのめかしていた。

「デイトナ24時間で素晴らしい経験をし、アリー・キャデラックDPi-V.Rで2位に終わったため、残りのIMSAのロングレースにも引き続き参戦したいと思っている」とジョンソンは語った。

「シモン、可夢偉、マイクとマシンを共有して、アクション・エクスプレス・レーシングとともに働いた経験すべて活かし、もっとこのシリーズでレースをしたいと思ったんだ」

「キャデラックDPi-V.Rはとても良いクルマだ。セブリング、グレン、(プチ・ル・マンが開催される)ロード・アトランタを走るのが待ちきれない」

「アリーはこのアイデアに対してオープン(な立場)だったので、我々は残りのエンデュランス・カップにコミットする」

「これらのレースを、僕のインディカーのコミットメントに加えることで、忙しい年になるだろう。でも僕はそれを本当に楽しみにしている」

 ジョンソンとパジェノーは、3月3日からセブリングで始まる2日間のテストにおいて、アクション・エクスプレスが走らせる31号車ウェーレン・エンジニアリング・キャデラックDPi-V.Rを、31号車のレギュラーであるフェリペ・ナッセとともに走らせる予定だ。

「デイトナで2位に終わったことは僕たちに『もっと多くの経験をしたい』という気持ちを起こさせた」とパジェノーは語っている。

「セブリング、ワトキンス・グレン、ロード・アトランタでジミーと可夢偉とともにグリッドにつくことを楽しみにしているよ」

 可夢偉は「僕にとっては新しいコースもいくつかありますが、新しいサーキットを学ぶことはかなり簡単だと思います」とコメントしている。

「これらの新しいサーキットについて、チームの映像やYouTubeで研究します。これらの新たなコースで、アクション・エクスプレス・レーシングのキャデラックを走らせるのが楽しみです」

 なお『ミシュラン・エンデュランス・カップ』タイトルのかかるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の4レースの日程は以下のとおり。いずれもWEC世界耐久選手権および全日本スーパーフォーミュラ選手権のイベントとは、バッティングしていない。

1月28〜31日 デイトナ24時間(デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ)
3月17〜20日 セブリング12時間(セブリング・インターナショナル・レースウェイ)
6月24〜27日 ワトキンス・グレン6時間(ワトキンス・グレン・インターナショナル)
10月6〜9日 プチ・ル・マン10時間(ロード・アトランタ)

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