セリエA第25節が2日に行われ、ユヴェントスとスペツィアが対戦した。
試合は9分、ホームのユヴェントスはスルーパスにフェデリコ・キエーザが抜け出すと、そのままGKとの一対一を制してゴールネットを揺らすも、これはオフサイドの判定に。42分には、デヤン・クルゼフスキのパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドがシュートを放つも、これはポストに嫌われた。
スコアレスのまま後半に入ると61分、ユヴェントスは試合の流れを変えるため、アルバロ・モラタとフェデリコ・ベルナルデスキを同時投入。すると直後の62分、左サイドを抜け出したベルナルデスキのクロスにニアで合わせたのはモラタ。ピッチに立ったばかりの2人の活躍でゴールを揺らすと、最初はオフサイドの判定が下ったものの、VARの末にジャッジは覆り、采配ズバリとなったユヴェントスが先制に成功した。
リードを奪ったユヴェントスは続く71分、またもベルナルデスキが左サイドから中央へ折り返すと、今度はキエーザがシュート。GKが弾いたこぼれ球にキエーザが再び反応し、倒れ込みながらも右足で押し込んだ。さらに終盤の89分には、カウンターからC・ロナウドが一対一を左足で冷静に制し、ダメ押しとなる3ゴール目を奪った。
試合はこのまま終了。2試合ぶりの勝利となったユヴェントスは、首位インテルとの勝ち点差を7としている。一方敗れたスペツィアは、セリエA16位にとどまっている。
次節は6日、ユヴェントスはラツィオと、スペツィアはベネヴェントとそれぞれホームで対戦する。
【スコア】
ユヴェントス 3−0 スペツィア
【得点者】
1−0 62分 アルバロ・モラタ(ユヴェントス)
2−0 71分 フェデリコ・キエーザ(ユヴェントス)
3−0 89分 クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)