チューリップ賞は、天国に旅立ったジャングルポケットの血を継ぐ1頭に注目

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2021年03月05日 06:51  webスポルティーバ

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 3月6日、阪神競馬場でG競船紂璽螢奪彎沺兵1600m)が行なわれる。

 このレースは、4月11日に開催されるG戯花賞(阪神/芝1600m)のトライアルレース。2012年から昨年まで、勝ち馬5頭を含み、9年連続で桜花賞の連対馬を出しているという最重要ステップレースだ。

 直近3年は勝ち馬こそ出していないものの、2018年ラッキーライラック、2019年シゲルピンクダイヤ、2020年レシステンシアと、チューリップ賞からの出走馬が3年連続で2着に。シゲルピンクダイヤはチューリップ賞2着から桜花賞7番人気での激走。さらに昨年も、チューリップ賞7着のスマイルカナが9番人気から3着と好走しているため、このレースで敗れた馬も見逃せない。

 今年は12頭が登録したが、重賞勝ち馬どころか2勝以上馬がメイケイエール1頭(G轡侫.鵐織検治咫■猫珪倉2歳S)と、やや小粒なメンバーとなっている。実績上位のメイケイエールは今回と同じ条件で行なわれたG戯綽瀬献絅戰淵ぅ襯侫リーズでも4着と大崩れはしていない。だが、激しい気性の持ち主で危うさがあり、距離もベストとは言いがたいので、中心にはしにくい。

 どの馬にもチャンスがありそうだが、筆者がもっとも注目するのはシャーレイポピー(牝3歳/栗東・石坂公一厩舎)だ。




 同馬もキャリア3戦目の1勝馬。前走のL紅梅S(中京/芝1400m)では2番人気に推されながら6着。スタートで大きく出遅れて最後方からの追走となり、自分の競馬ができなかった。

 シャーレイポピーは、初勝利を挙げた2戦目の内容が鮮やかだった。今回と同じ阪神/芝1600m戦で、好スタートからハナを奪うと、1000m通過59秒8のマイペースに持ち込み、直線では後続の追撃を寄せつけず3馬身半差で快勝している。この時のような走りができれば、重賞レースでも上位争いは可能だろう。

 この馬を強く推すもうひとつの理由は、その血統だ。父ミッキーアイルはディープインパクト産駒で、GNHKマイルC、G汽泪ぅ襯船礇鵐團ンシップを勝った名マイラー。3歳時には重賞3勝を含む5連勝と、3歳のシャーレイポピーも本領を発揮してくるはずだ。ちなみに、前述のメイケイエールもミッキーアイル産駒である。

 牝系も優秀で、母オリエンタルポピーは未勝利だが、祖母トールポピーはG汽ークス、G戯綽瀬献絅戰淵ぅ襯侫リーズの勝ち馬。チューリップ賞にも出走があり、ハナ差の2着だった。その父で日本ダービー馬のジャングルポケットは、3月2日にこの世を去ったばかりだけに、その血を持つ同馬には余計に期待したくなる。

 もう1頭、エリザベスタワー(牝3歳/栗東・高野友和厩舎)にも期待したい。同馬は昨年12月の新馬戦(阪神/芝1600m)の内容がすばらしかった。4角12番手から上がり3F33秒6の瞬発力を見せての豪快な差し切りで、スケールの大きさを感じさせるものだった。

 前走のLエルフィンS(中京/芝1600m)は9着に敗れたが、当日はイレ込んで出遅れてしまい力を出し切れなかった。今回は新馬勝ちの舞台に戻るため、前走のようなことはないだろう。

 この馬も血統が優秀。父はG軌2000ギニーを勝った全欧年度代表馬キングマンで、母は独オークス馬ターフドンナ。桜花賞、オークスどちらにも対応できそうな血統背景の持ち主だ。

 以上、今年のチューリップ賞は、前走からの巻き返しを狙う良血馬2頭に期待したい。

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