上位対決はマウント弾のチェルシーに軍配…リヴァプールは泥沼ホーム5連敗

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2021年03月05日 08:05  サッカーキング

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マウントのゴールでチェルシーが勝利した [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第29節が4日に行われ、リヴァプールとチェルシーが対戦した。

 リヴァプールは父親を亡くしたGKアリソンが先発復帰。チェルシーは前節マンチェスター・U戦から先発を3枚替えて昨シーズン王者とのアウェイゲームに臨んだ。

 両チームとも序盤から激しい攻守の切り替えを見せる。7分、中央でボールを受けたアンドリュー・ロバートソンが左足でシュートを放つなど、徐々にリヴァプールがボールを握る。一方のチェルシーにもチャンスが訪れる。ベン・チルウェルのパスを受けたティモ・ヴェルナーが収めてシュート。さらに16分、セサル・アスピリクエタがラフに上げたボールがヴェルナーの前にこぼれ、決定機を迎えたがこれは決めることができない。

 チェルシーが盛り返し主導権を握ると、遂にヴェルナーがネットを揺らした。ヴェルナーがラインブレイクした走りにジョルジーニョからのパスが届き、アリソンをかわしたヴェルナーがネットを揺らした。しかしこれはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でわずかにオフサイドの判定。取り消しとなった。

 今度はリヴァプールに決定機が訪れる。28分、モハメド・サラーがダイレクトで出したパスにサディオ・マネが走り込み絶好のチャンスとなったがミートすることができず。チェルシーは胸をなでおろした。

 早い攻守の切り替えからインテンシティーの高い均衡した試合展開となる。これを打ち破ったのはチェルシーだった。42分、エンゴロ・カンテがサイドに出したパスを受けたメイソン・マウントがドリブルでカットインし、ヴェルナーが引っ張って空いたスペースに持ち込み右足一閃。隅に突き刺しチェルシーがリードを手にした。

 後半に入るとビハインドのリヴァプールが攻勢に出る。47分、ペナルティエリアに入り込んだロベルト・フィルミーノのクロスがカンテの手に当たったが主審はノーファウルの判断を下した。その後はカウンターから追加点を狙うチェルシーと押し込むリヴァプールという構図となる。84分にはCKからリヴァプールが混戦に持ち込むがチェルシーがなんとかかきだす。さらにフィルミーノ突破からオザン・カバクが詰めるも押し込めず。最後はジョルジニオ・ワイナルドゥムがヘディングで枠をとらえたがGKエドゥアール・メンディががっちりと抑えた。

 そのまま試合は終了。1−0で勝利したチェルシーがCL(チャンピオンズリーグ)出場権獲得に近づく勝ち点3を獲得した一方、リヴァプールはホーム5連敗で7位につけている。

【スコア】
リヴァプール 0ー1 チェルシー

【得点者】
42分 0−1 メイソン・マウント(チェルシー)

このニュースに関するつぶやき

  • ドルトムント時代にもあったクロップのサイクルなのか。と言ってもプレミアでこの順位だし今季の過密日程もあるから解任だけは待って貰いたい
    • イイネ!1
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