巨人・高木京介が支配下に復帰 背番号は昨季まで背負った「57」

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2021年03月05日 13:30  ベースボールキング

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巨人の高木京介 (C) Kyodo News
◆ 股関節痛のため昨オフに育成契約へ

 日本野球機構は5日、新規支配下選手登録を公示。巨人の高木京介投手(31)の復帰が発表された。


 高木は星稜高から国学院大を経て、2011年のドラフト4位でプロ入りした大卒10年目の左腕。ルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たし、34試合の登板で防御率0.57という素晴らしい成績を残した。

 その後も貴重なリリーフ左腕として2015年までで通算139試合に登板したが、2016年の開幕直前に野球賭博に関与していたことが発覚。1年間の失格処分を受ける。

 それから2017年3月21日付で失格処分が解除されたことを受け、野球協約に基づいた復帰手続きを行い、コミッショナーから復帰を正当と判断された3月27日に育成選手として巨人と再契約。シーズン中の支配下復帰は叶わなかったが、翌2018年の開幕前に支配下へ復帰。開幕戦で901日ぶりの一軍登板を果たすも、この年は3試合の登板で防御率12.60と結果を残すことができなかった。


 不思議と負けない投手としても知られ、2018年も4月のヤクルト戦で2回6失点と打ち込まれながら黒星はつかず、2019年の6月14日・日本ハム戦が通算165試合目での初黒星。昨季も17試合の登板で0勝1敗と2年続けて黒星がついたが、ここまで通算214試合に登板して負けは2つだけとなっている。

 昨季は17試合に登板しているが、これらは8月2日までのもの。8月3日に股関節痛により登録抹消となり、そのままシーズンが終了。オフには一旦自由契約となり、再び育成契約となっていた。

 今季のキャンプは三軍からのスタート。そこから二軍、一軍と一歩ずつ階段を登り、4日に行われたヤクルトとのオープン戦で復帰登板。それから一夜明けて、すぐに支配下復帰の吉報が舞い込んだ。

 背番号は慣れ親しんだ「57」。節目のプロ10年目、左腕が再出発のスタートラインに立った。


◆ 高木京介・プロフィール

ポジション:投手
投打:左投左打
生年月日:1989年9月5日(31歳)
身長・体重:183センチ・90キロ
出身地:石川県
球歴:星稜高−国学院大−巨人(11年・4位)
[昨季成績] 17試(12.1回) 0勝1敗1セーブ・4ホールド 防3.65
[通算成績] 214試(219.2回) 9勝2敗2セーブ・35ホールド 防3.48

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  • 順調な回復を喜びたい反面、 FA人的補償対策だった疑いが濃くなる。 DENAに行かされた田中の事を思うと。
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