元日本代表監督のザッケローニ氏、古巣ミランの窮状を嘆く「自信を失っている」
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2021年03月05日 14:02 サッカーキング
元日本代表監督アルベルト・ザッケローニ氏は4日、イタリア衛星放送『スカイ・スポーツ』の番組に出演。かつて指揮を執ったミランの現状について言及した。
3日に行われたセリエA第25節で、ミランはウディネーゼと対戦。後半68分に先制点を奪われると敗色濃厚な状況に追い込まれたが、アディショナルタイムにコートジボワール代表MFフランク・ケシエがPKを決め、辛くも勝ち点1を獲得している。
今シーズンのリーグ戦では序盤から好調を維持し、首位の座に立っていたミラン。だが、直近5試合の成績は2勝1分2敗と取りこぼしが目立つ。現在は、首位インテルと勝ち点6差の2位に位置しており、徐々にライバルチームとの距離が開きつつある。ザッケローニ氏は、古巣の窮状を嘆いた。
「試合を見たが、ミランがもっと良い結果を求めていたのは間違いない。私が心配になっているのは、彼らが自信を失っていること。今シーズン、ここまで状態の悪いチームは見たことがないね。ミランのプレーぶりには気持ちが高まるし、楽しませてもらってきたけど、残念ながら昨日のチームはそうではなかった。ウディネーゼが並外れて良い出来だったわけではないが、チームは困難な状況に陥ってしまった」
ミランは7日に、敵地での第26節ヴェローナ戦を控えている。
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