TEAM KUNIMITSU、スーパーGT岡山公式テストで牧野任祐に代わり武藤英紀を起用

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2021年03月05日 17:01  AUTOSPORT web

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2月の岡山メーカーテストでのSTANLEY NSX-GT。ヘルメットから武藤英紀がドライブしていることが分かる。
3月5日、スーパーGT GT500クラスにSTANLEY NSX-GTで参戦するTEAM KUNIMITSUは、3月6〜7日に岡山国際サーキットで開催されるスーパーGT公式テストで、山本尚貴のパートナーとして武藤英紀を起用すると発表した。

 2020年に山本尚貴と牧野任祐のコンビで大逆転チャンピオンを獲得し、RAYBRIG NSX-GTとしてのラストシーズンを飾ったTEAM KUNIMITSU。2021年はふたりのコンビはそのままに、スタンレー電気のスポンサードをうけSTANLEY NSX-GTとして参戦することを発表しており、すでにオフのテストでは新たなカラーリングで走行している。

 そんなSTANLEY NSX-GTだが、3月6〜7日に岡山国際サーキットで開催されるスーパーGT公式テストで、牧野に代わって2020年までRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTをドライブしていた武藤を起用することになった。

 牧野は2020年、チャンピオン獲得後に髄膜炎を患ってしまい、全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦を欠場。その後2021年1月15日には、自身のSNSで元気な姿をみせており、1月19日から行われた富士スピードウェイでのテストにも姿をみせ、真新しいホワイトのレーシングスーツを着用していた。

 ただTEAM KUNIMITSUによれば、牧野は病気療養中のため、岡山公式テストでは武藤がSTANLEY NSX-GTのステアリングを握ることになったという。

 武藤は1月に行われたメーカーテストから、ホンダのウェアを着てテストに帯同しており、2月3〜4日に岡山で行われたメーカーテストでも、武藤のヘルメットがSTANLEY NSX-GTのコクピット内に確認できている。これは推論だが、コロナ禍のなかで今後、ホンダ陣営の“リザーブドライバー”のような役割を担う可能性もあるかもしれない。

 武藤のGT500ドライブは楽しみではあるが、牧野の一日も早い回復を願わずにはいられない。

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