濱口竜介監督、“銀熊賞”お知らせはZoom 受賞に驚き「金より銀が似合う映画」

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2021年03月06日 10:45  ORICON NEWS

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写真映画『偶然と想像』の濱口竜介監督
映画『偶然と想像』の濱口竜介監督
 濱口竜介監督(42)の新作映画『偶然と想像』が、第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した。それを受け6日、オンラインで記者会見が行われ、濱口監督は「小さなチームで作られた映画で、撮影も2019年から始まり、コロナの影響を受けて完成したのですが、大きな映画祭で賞をいただけて本当にうれしく思います」と喜んだ。

【場面写真】どんな映画?『偶然と想像』第1話の場面カット

 グランプリにあたる金熊賞は惜しくも受賞できなかったが「『金熊賞じゃなかったな』という気持ちはあまりありませんでした。そもそも(銀熊賞含め)受賞をすることをそんなに期待していなかった」と驚きつつ、「金より銀が似合う映画ではないかと思っています」と笑いを誘った。

 受賞のお知らせは「3日の時点でお知らせを受け取りました。お知らせはアーティスティックディレクターの方からメールがきました。『電話で話せるか? 悪い知らせではないから』ということで」と明かし、「ただ、私は英語ができないので、(スタッフの)英語が堪能な方と一緒にZoomで受賞のお知らせを直接いただきました」と伝えた。

 ヨーロッパ最大の映画産業都市で行われるベルリン国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭の一つとして知られ、これまでには今井正監督『武士道残酷物語』や宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』が最高賞に当たる金熊賞を受賞している。

 同映画祭への出品にともなう上映がワールド・プレミアとなった本作は、タイトル通り「偶然」と「想像」をテーマにした3話オムニバスから成る濱口監督初の短編集。自ら『ハッピーアワー』等のプロデューサー・高田聡氏とともに企画立ち上げを行い、2019年夏から約1年半をかけて製作された。脚本もすべて濱口監督自身が手掛けている。撮影は3話ともに『うたうひと』『ひかりの歌』の飯岡幸子氏が務めた。
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