CKから2得点! 甲府が今季初勝利…伊藤監督「最後の最後まで集中力を持ってやってくれた」

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2021年03月06日 17:49  サッカーキング

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[写真]=宮地輝
明治安田生命J2リーグ第2節が6日に行われ、ヴァンフォーレ甲府が複数得点・完封で大宮アルディージャを下した。開幕戦はジェフユナイテッド千葉と引き分けたため、甲府はこれが嬉しい今季初勝利。甲府を率いる伊藤彰監督は「最後の最後まで集中力を持ってやってくれた」とチームを称えた。

 均衡が破れたのは30分、荒木翔のCKに新井涼平が頭で合わせて甲府が先制に成功する。ゴール後にはGK河田晃兵に捧げる“ゆりかごパフォーマンス”を披露。古巣相手の先制弾には、伊藤監督も「NACK5凱旋で得点が取れたことは素晴らしい」と称賛した。

 リードした甲府が後半も主導権を握る。「自分たちの守備でなるべく相手にプレッシャーをかけたい(野澤英之)」と、前線の選手たちが起点となってプレスをかけ続け、大宮のビルドアップを防いでいく。すると77分、再びCKから野澤が追加点を決めて勝負あり。敵地・大宮で完封勝利を収めた。

 今季初勝利に際し、主将・新井は「今季は“勝つ”ことに対し、より執着心を持ってやっていこうと思っている」とコメント。伊藤監督も「2試合目ということで、開幕戦よりも選手たちのコンビネーション、やるべきことが積み上がってきている」と一定の手応えを口に。

 千葉、大宮とのアウェイ2連戦を終え、次節は待望のホーム開幕戦。『JIT リサイクルインク スタジアム』に栃木SCを迎える。伊藤監督は「栃木はロングボール、セカンドボールに対してアグレッシブなので、そこで戦うこと、そして負けないこと。この1週間しっかりとやっていきたい」と次節を見据えた。

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