レヴァンドフスキが3発!…バイエルン、ハーランド2発のドルトムントに逆転勝利

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2021年03月07日 04:30  サッカーキング

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ハットトリックを達成したロベルト・レヴァンドフスキ [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第24節が6日に行われ、バイエルンとドルトムントが対戦した。

 公式戦2連勝中の暫定2位バイエルンと、4連勝中の6位ドルトムントのデア・クラシカーはバイエルンのホームで行われた。勝利して今節も首位を維持したいバイエルンと、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指すドルトムントの一戦となった。

 バイエルンは直近4度のドルトムントとのブンデスリーガでの対戦で全勝しており、さらにホーム戦では少なくとも3点差をつけて6連勝としている。バイエルンの先発メンバーにはFWトーマス・ミュラーが復帰した。MFジェイドン・サンチョやDFラファエル・ゲレイロを欠くドルトムントはMFトルガン・アザールが先発に復帰し、DFニコ・シュルツが左サイドバックに入った。

 アウェイのドルトムントが開始早々に試合を動かした。2分、右サイドでボールを受けたトーマス・ムニエがクロスを上げ、中央のトーマス・デラネイがアーリング・ハーランドに送る。これを収めて左足で振を抜き、ゴール右下隅に突き刺した。

 さらにドルトムントは9分、追加点を奪う。エリア内左でシュルツからスルーパスを受けたアザールが中央へ折り返すと、これにハーランドが左足で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 バイエルンは18分、ジョシュア・キミッヒのクロスからレロイ・サネがヘディングで合わせるが、わずかにクロスバーを越える。さらにバイエルンは19分、右サイドのニクラス・ズーレからのクロスをエリア内のレオン・ゴレツカが胸で落とすと、これをロベルト・レヴァンドフスキがダイレクトシュート。しかし、ボールは右のサイドネットに飛び、枠を捉えることはできなかった。

 2点ビハインドを負いながらも試合の主導権を握るバイエルンは26分、1点を返す。エリア内右でボールを受けたサネが左足のキックフェイントから縦に突破し、グラウンダーのクロスを送ると、これにレヴァンドフスキが右足で合わせ、1点差とした。

 バイエルンは43分、エリア内を仕掛けたキングスレイ・コマンがマフムド・ダフードに倒され、PKを獲得する。44分、これをレヴァンドフスキがゴール左に決めて前半のうちに同点とした。後半へ折り返したドルトムントは47分、最初のチャンスが訪れる。左サイドのクロスからアザールが右足のボレーで合わせるが、ボールはわずかにゴール右に外れた。

 ドルトムントは60分、ハーランドに代えてシュテファン・ティッゲスを、アザールに代えてユリアン・ブラントを投入する。するとバイエルンは69分、アクシデント発生。相手のスルーパスに後ろ向きで対応したジェローム・ボアテングがカットしようとすると、右足を痛めてハビ・マルティネスとの交代でピッチを後にした。

 バイエルンは88分、右サイドから崩すと、エリア内中央のレオン・ゴレツカがこぼれ球を右足のダイレクトシュートでゴール左に流し込み、逆転に成功した。さらにバイエルンは90分、カウンターからエリア手前でボールを受けたレヴァンドフスキが右足でゴール左に決め、一気に2点差とした。

 試合はこのまま終了。ハーランドの2得点でリードを奪ったドルトムントだったが、バイエルンがレヴァンドフスキのハットトリックなどで逆転勝利。バイエルンはリーグ2連勝で首位を維持している。ドルトムントは6位に後退した。

 次節、バイエルンは13日にアウェイでブレーメンと、ドルトムントは同日にホームでヘルタ・ベルリンと対戦する。

【スコア】
バイエルン 4−2 ドルトムント

【得点者】
0−1 2分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
0−2 9分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
1−2 26分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
2−2 44分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK/バイエルン)
3−2 88分 レオン・ゴレツカ(バイエルン)
4−2 90分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)

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