中上貴晶「新しいマシンを理解するため、引き続き一生懸命がんばります」/MotoGPカタール公式テスト1日目

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2021年03月07日 13:11  AUTOSPORT web

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2021年MotoGPカタール公式テスト1日目 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
3月6日、2021年シーズン最初のMotoGP公式テストが、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われた。

 この日は、レギュラーライダーとテストライダーを含む29人が出走。LCRホンダ・イデミツでMotoGPクラス4年目のシーズンを迎える中上貴晶は、2021年型ホンダRC213Vで58ラップを周回し、11番手で初日を終えた。

 2020年シーズンに大きな成長を遂げた中上は、予選でポールポジション、決勝で上位入賞を果たすなど印象に残る走りを見せて注目を集めた。今年は初表彰台、初優勝獲得の期待がかかるなか、カタールテストでシーズンのスタートを切る。

 テスト初日は、新型マシンのシェイクダウンを中心に行った。午後2時にグリーンフラッグが振られスタートしたが、強風が吹いていることから、中上はやや風が弱まった午後4時頃にコースイン。チェッカーフラッグが振られる午後9時まで、新車の確認作業を行いながら徐々にペースを上げ、トップから0.780秒差の1分55秒467で初日の走行を終えた。

 2日目も引き続き、新型ホンダRC213Vの特性を理解するためのテストメニューをこなし、連続周回のアベレージを上げて、上位とのタイム差を縮めていく予定だという。


中上貴晶 カタール公式テスト1日目:11番手
ベストタイム1分55秒467(58周中45周目)
「まずは、MotoGPマシンに再び乗ることができて、とてもうれしいです。今日は風が強く、トリッキーなコンディションでしたが、午後6時か7時ごろから風も弱まり、コンディションはよくなりました。路面にラバーも載ってきたので、グリップレベルもよくなりました。もちろん、このマシンは僕にとっては完全に新しいマシンです」

「まだテスト1日目が終わったばかりで、やらなければならない仕事がたくさんあります。新しいマシンを理解しなければなりません。特にエンジンの特徴を理解しなければならないので、引き続き一生懸命がんばります。今日のペースはよかったですし、今日の結果には満足しています。テスト2日目がとても楽しみです」

このニュースに関するつぶやき

  • 2021年モデルの初乗りとしては悪くない位置にいますね。このまま順調にテストを終えて今シーズンはまず表彰台から!ですね。
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