若手選手を積極起用のクーマン監督、自身の采配に言及「結果への言い訳にはならない」

バルセロナのロナルド・クーマン監督が、リーグ戦について言及した。6日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

　同日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節オサスナ戦に臨んだバルセロナは、DFジョルディ・アルバとMFイライクス・モリバのゴールで0ー2の勝利を収めた。試合後の取材に応じたクーマン監督は、トップチームでの初ゴールを記録した18歳のモリバの活躍に触れながら、若い選手を積極的に起用する今シーズンについて以下のように語った。

「イライクスは素晴らしいゴールを決めた。彼がピッチに入る度、チームに何かをもたらしてくれる。ボールを扱うのが上手いし、フィジカル的にも優れた選手だ」

「我々は若い選手たちを育成できることを誇りに思っている。ペドリ、イライクス、リキ（・プッチ）、（オスカル・）ミンゲサなどの選手たちには、輝かしい未来が待っているだろう。私はこれまで監督として、若い選手たちに多くのチャンスを与えてきた。バルセロナにある多くの才能は、チャンスを得る価値があると思っている」

「しかし、若い選手をプレーさせることは、結果への言い訳にはならない。我々は勝たなくてはならない。ただ私にとっては、選手たちがピッチ上で競争力を持っていることも重要であり、あまり年齢は気にしていないよ」

　これで公式戦4連勝となったバルセロナの次戦は10日、チャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦でパリ・サンジェルマンと対戦する。