アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、7日に行われるリーガ・エスパニョーラ第26節レアル・マドリード戦の前日会見に出席した。スペインメディア『マルカ』が6日に同監督のコメントを伝えている。
現在、首位を走るアトレティコ・マドリードの勝ち点は「58」だ。レアル・マドリードとの勝ち点差は「5」に開いており、アトレティコ・マドリードのほうが消化試合数が1試合少ない。このような背景から、今回の“マドリード・ダービー”は今後のリーガ・エスパニョーラ優勝争いの行方を占うものになる。
それでも、シメオネ監督は他の試合と変わらずに勝てば“3ポイント”が得られる試合だと強調する。「リーグ戦は良い状況で来ていて、明日は我々と似通った順位にいるチームと対戦する。けれども、他の試合と同様に得られる勝ち点は『3』だ。この先もまだ多くの試合が残っている。ダメージを与えられるような試合にしたい」
同試合では、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスと2トップを形成する“相方”にも注目が集まっている。直近の公式戦ではポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、アルゼンチン代表FWアンヘル・コレアのどちらかが同ポジションで起用されていた。シメオネ監督は、J・フェリックスとコレアの使い分けについて以下のように話している。
「2つのパターンを用意している。彼らの特徴が異なることは明らかだが、2人とも確かにチームに貢献している。コレアはチームのためにハードワークを厭わず、多くの仕事をしてくれる。一方、ジョアンは他の選手が持っていない特別な才能を持った選手だ。しっかりと結果も残している。2人ともプレーするが、どちらかが先発、どちらかがサブになるだろう」
アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードがぶつかるダービーマッチは、日本時間で7日の24:15にキックオフを迎える。