みずほ銀、またもシステム障害 カードローンのプログラム更新で定期預金の取引できず

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2021年03月08日 13:12  ITmedia NEWS

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写真みずほ銀のATM
みずほ銀のATM

 みずほ銀行は3月7日、同行のATMとインターネットバンキング「みずほダイレクト」で一時、定期預金の取引ができなくなる障害が発生したと発表した。障害は同日中に復旧。プログラムの更新作業が原因だったという。みずほ銀では2月28日にも大規模なシステム障害が発生しているが、同行は「先日の障害とは無関係」としている。



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 障害は7日午前8時ごろに発生。銀行側で異常を検知したため、みずほダイレクトの利用者にはログイン画面で案内し、ATMでは事前に待機していた行員が対応した。みずほ銀は原因について「カードローンのプログラム更新で、限度額設定の一部にエラーが発生した」と説明。午後1時30分ごろには復旧した。



 取引ができなかったのはみずほダイレクトを利用する9人。ATMでは被害は発生しておらず、「キャッシュカードの取り込みなどのトラブルは発生していない」(みずほ銀)という。



 みずほ銀によると、多くの銀行にはクレジットカードや電気・ガスなどの公共料金の利用額を残高不足で引き落とせない場合、定期預金を開設中の利用者を対象に当面の間、不足分を自動で貸し出す「当座貸し越し」と呼ばれる機能がある。利用すると、返済までに金利が発生する。



 当座貸し越しの金利計算の際に参照するのがカードローンの利息だという。カードローンのシステムに接続する仕組みから定期預金とカードローンのシステムは同じ場所に格納する構造になっており、カードローンのプログラム更新が定期預金の取引に影響を与えたという。みずほ銀は「現時点で(障害の)詳細は不明。再発防止に向け、原因究明に努める」としている。



 みずほ銀では2月28日、大規模なシステム障害が発生。オンライン口座「みずほ e-口座」へのデータ移行45万件と定期預金の月末更新25万件の作業が集中し、データ容量不足になったことで、一部のATMで預金を引き出せないトラブルや、ATMに挿入した通帳やキャッシュカードが戻ってこないなどの不具合が発生した。3月3日にも一部のATMが停止する障害が発生するなど、トラブルが絶えない。



 これを受け、みずほ銀は1年以上通帳へ記帳されていない口座を対象に2月下旬から3月上旬にかけて、順次オンライン口座に自動で切り替えるとしていた計画を、「当面の間、見合わせる」と発表している。


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  • カードローンの利率を参照するためにカードローンのシステムと定期預金のシステムを同じ場所に格納しなければならないなんてことはない。利率のデータさえミラーリンクしていれば済む話なのだから。
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