あとはCPUだけ――第11世代Core向けマザーボードがより多彩に

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2021年03月08日 15:42  ITmedia PC USER

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写真パソコンSHOPアークの新製品棚
パソコンSHOPアークの新製品棚

 11世代Core iに最適化された「Intel 500シリーズ」チップセット搭載マザーボードは、2月初旬から出回っているが、週を追うごとにラインアップが充実している。先週はミドルレンジのチップセット「H570」搭載モデルが複数店頭に並んだ他、Mini-ITXフォームファクターのマザーボードにも新製品が見られた。



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●Thunderbolt 4 & 2.5GbE搭載Mini-ITXマザーが4.2万円でデビュー



 Mini-ITXタイプで注目するショップが多かったのは、ギガバイトの「Z590I VISION D」だ。クリエイター向けの「VISION」シリーズに属するIntel Z590モデルで、Thunderbolt 4に対応する他、USB 3.2 Gen 2(Type-A)端子やWi-Fi 6の無線LAN、2.5GbEの有線LAN端子などをサポートしている。価格は4万2000円前後(税込み、以下同)だ。



 TSUKUMO eX.は「全部入りのハイエンドMini-ITXですね。ヒートシンクの仕上げも格好いいですし、いろいろな需要を刺激しそうです」と評価していた。



 Intel H570チップセット搭載マザーは、ASRockからATXサイズの「H570 Phantom Gaming 4」とmicroATXサイズの「H570M Pro4」、Mini-ITXサイズの「H570M-ITX/ac」が登場した。価格は順に1万6000円強と1万6000円強、2万円前後となる。



 同社からは、他にもIntel Z590搭載のMini-ITXモデル「Z590M-ITX/ax」(2万4000円前後)や、Intel B560搭載のmicroATXモデル「B560M Pro4」(1万3500円前後)なども店頭に並んでいる。



 新世代マザーが売り場を占める割合が高まるに従って、新型CPUへの期待も高まっている。ドスパラ秋葉原本店は「魅力的なマザーが多いですが、CPU直結のM.2スロットを使うには次世代のCore iが必要ですし、どうしても今は待ちの姿勢になっている人が多いですよね」と話していた。どこのショップでも新プラットフォーム全体への期待値は高い様子で、「あとはCPU」といった空気がじわじわ高まっている。



 そのCPUだが、登場時期が定まらないのは2月下旬から変わらない様子だ。某ショップは「かつてのAMDみたいに、入荷する直前までどのモデルがどれだけ入るのか見えないんですよね。それだけ余裕のない状況が続いているんじゃないかと思います」という。別のショップは「いろいろな要因が重なって、どうやら初回の入荷数は大分絞られるみたいです」とこぼしていた。



●翼のようにパネルを開閉できるミドルタワー「CAST」が話題に



 PCケースで目立っていたのは、AZZAのミドルタワーモデル「CAST」だ。天面と左側面、左側面と底面をL字パネルで抱え込むデザインを採用しており、右側面の上下端にあるヒンジを支点に翼のように開放できるのが特徴となる。ブラックとホワイトの2色があり、価格は2万8000円強だ。



 上下のL字パネルを閉じて一般的なケースとして使うのはもちろん、上部のL字パネルを開いた状態で半オープンフレームにしたり、背面側を下にして両L字パネルを広げた観音開きスタイルを楽しんだりもできる。



 入荷したオリオスペックは「自作欲をかき立てるケースですね。ヒンジを自動開閉できるように改造して、本格的にガルウィング化する人が現れるかもしれませんね」と面白がっていた。



●870 EVO 4TBとWD Red PLUS 12TB & 2TBが登場



 ストレージ関連では、サムスンの2.5インチSATA SSD「MZ-77E4T0B/IT」が登場している。2021年1月下旬に登場した「870 EVO」シリーズの最大容量モデルで、4TBとなる。価格は5万3000円前後だ。



・デイリーユースでの性能を高めた高耐久SATA SSD「870 EVO」を試す



 オリオスペックは「初回からけっこう好調に売れていますね」という。SSDの売れ筋容量を各ショップで尋ねると最近は1TBと答えるショップが多く、2TBもまずまず売れている印象があるが、4TBの需要も高まっている様子だ。



 HDDは、Western DigitalのNAS向け3.5インチシリーズ「WD Red Plus」から12TBモデルと2TBモデルが登場している。価格は順に3万4000円前後と8000円弱となる。



 最後に、電源ユニットの新モデルをチェックしよう。



●MSI「MPG A850GF」&クーラーマスター「V Gold V2」が店頭に



 電源ユニットは、MSIから定格850WのATXモデル「MPG A850GF」が登場している。80PLUS Gold認証を取得したフルプラグインタイプで、価格は1万9000円強だ。



 また、クーラーマスターからも80PLUS Gold認証のフルプラグイン定番シリーズ「V Gold」のバージョンアップモデルが売り出されている。「V Gold V2」シリーズで、850Wと750W、650Wモデルがそろう。価格は1万5000円弱と1万4000円弱、1万3000円弱となる。



 TSUKUMO eX.は「前シリーズよりも静音性が上がっている他、FDD電源ケーブルが省かれているのが目立った変更点ですね。しばらく併売しながら、定番人気を徐々に引き継いでくれるんじゃないかと思います」と話していた。



 同社からは「MWE Gold V2 Full Modular」シリーズも登場している。750Wと550Wモデルがあり、価格は1万1000円弱と9500円前後となる。「MWE Gold Full Modular」の後継で、こちらもFDD電源ケーブルが省かれており、EPS 8ピンケーブルなどが追加されている。


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