モイーズ監督、MFライス売却を断固否定「1億ポンドをはるかに超える選手」

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2021年03月08日 16:16  サッカーキング

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ウェストハムに所属するライス [写真]=Getty Images
ウェストハムを率いるデイヴィッド・モイーズ監督が、同クラブに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスを簡単に売却することはないと強調した。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在22歳のライスは2006年にチェルシーのアカデミーに入団したが、芽が出ることはなく2014年に退団した。その後ウェストハムへと加入し、2017年にトップチームデビューを果たすと、ここまで公式戦138試合に出場するなど主力に定着。また、2019年3月には代表デビューも飾っている。

 ライスの現行契約は2024年6月30日までとなっているものの、昨年夏には古巣のチェルシーから5000万ポンド(約75億円)での獲得オファーがあったことが報じられていた。ウェストハムはそのオファーを拒否したが、過去にはマンチェスター・Uも関心を示していたことが明らかになっており、同選手はビッグクラブから注目される存在となっている。

 しかし、モイーズ監督は「デクラン・ライスが1億ポンド(約150億円)の選手であるというオーナーの意見に同意はできない。1億ポンドをはるかに超えている。はるかに、はるかにだ」と1億ポンド以上の価値のある選手であることを強調した。

「海外のクラブから来た何人かの選手たちを見てきたが、デクラン・ライスに与える影響は何もなかった。値段をつけることはできない。好きな値段をつければいいが、そのようなものを私が認めることはない。それだけは確かだ」

「デクランをとどめるためにチャンピオンズリーグの出場権が必要か?そんなことはない。なぜなら、彼とはまだ契約が残っているので、何があっても彼はどこにも行くことができない。私はこのことを言い続ける。それがどのような意味を持っているかみんなにわかることを期待している」

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