メーガン妃「生きていたくない」ところまで追い詰められていた

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2021年03月08日 19:32  Techinsight Japan

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アーチーくんを妊娠中、自殺願望があったことを明かしたメーガン妃(画像は『O, The Oprah Magazine 2021年3月5日付Instagram「In a newly released clip, @oprah recalls asking Meghan Markle for an interview before her wedding」』のスクリーンショット)
米大物司会者オプラ・ウィンフリーによるヘンリー王子・メーガン妃夫妻の独占インタビューが、米時間7日ついに放送された。衝撃発言の連続だった2時間のインタビューにて、メーガン妃はアーチーくんを妊娠中に「生きていたくない」と思うところまで精神的に追い詰められていたことを明かした。

「当時、私はそれを口にすることを恥じ、そしてハリーにそれが事実だと認めることを恥じていました。でも伝えずにいたら―私は実行に移してしまうだろう、そう感じていました。」
「私はもうこれ以上、生きていたくありませんでした。」
「そうすることが皆にとって解決策になると思ったのです。」

メーガン妃がそんなショッキングな発言をしたのは、米時間7日に放送されたオプラ・ウィンフリーによる特別番組『Oprah With Meghan And Harry: A CBS Primetime Special』でのこと。様々な不安や疎外感、ストレスと闘いながら高位王族として暮らしていた第1子妊娠中、妃は自殺願望を抱いていた時期があったという。

ヘンリー王子が過去に心の病で苦しんだことを知っていた妃は、「夫にこれ以上背負わせたくない」「解決策をもたらすのが私の役目」との負い目から、気持ちを打ち明けることを躊躇していた。しかし自身の自殺願望はとてもリアルな感覚となり「いつか本当に実行に移してしまう」かもしれないところまで追い詰められた妃は、勇気を出してヘンリー王子に胸のうちを吐露した。

その後、自身の精神状態や専門家によるケアを受けたい旨を王室の人事部に伝えたメーガン妃だったが、王室の評判に関わることから「それはできない」と断られたそうだ。婚姻と同時に自身のパスポートや運転免許証などを返上していたため、自ら車を運転することも叶わず、

「ウーバーに電話をして宮殿に車を呼び、病院に行くなんてことはできないのです。」

と当時はまったく身動きのとれない状況だったことを告白した。ちなみにこの時、事情を打ち明けた相手は王室スタッフ上層部の複数の人物だったというが、メーガン妃はそれが具体的にどの人物なのかについて明言することは避けた。

メーガン妃は「生きていたくない」とヘンリー王子に胸のうちを明かしたのと同じ日に、実は公務に出席していたことを告白。それが2019年1月にロイヤル・アルバート・ホールで開催されたイベントだったことも明かした。

「(ヘンリー王子に)『君は行けないのではないか』と言われたことを覚えています。そして私はこう言いました。『ひとりきりにされてしまう訳にはいかない』と。」

ひとりきりにされてしまえば自分が何をしてしまうかわからない―そんなギリギリの精神状態で出かけたこの日の公務。ネット上には華やかなドレスから大きなお腹をのぞかせ、とびきりの笑顔を振りまく妃の姿がある。しかしインタビューの途中でスクリーンにある1枚の写真が映し出されると、妃はこの日の心境をリアルに伝える1枚だとして、次のように描写した。

「拡大できるか分かりませんが、私には彼の指の付け根が私の手をきつく握りしめているのが分かります。私達の指の節の部分が白くなっているのが分かりますよね。これは表向きでは笑顔で公務をこなしながら、内心では私達が必死に互いの存在にしがみつき合っていたためです。」

この日はスポットライトが当たっている間はカメラに向かい笑顔を見せるも、それ以外の時間はコンサートホールのロイヤルボックスで咽び泣いていた―とも明かしている。ちなみにヘンリー王子は、愛する妻がこのような精神状態だったことを親しい友人に相談することはあったが家族には明かさなかったそうで、その理由を

「私の家族は“これはそういうもの”、“これはそうあるべき”、“変えることはできない”、“皆が通ってきた道だから”というメンタリティーの人達ですから。」

と諦めモードで語っていた。そしてメーガン妃は今回のインタビューで、あえてこの話題に触れた理由を次のように説明した。

「見えないところでその人が何を抱えているかは、周りには本当に分からないものだということ。そしてたとえ誰かがとびきりの笑顔を見せ、眩しい光を照らしているように見えたとしても、実際は何かが起こっているのかもしれないという共感の気持ちを持つことが本当に大切だと思うのです。」

ヘンリー王子との交際が明るみになった2016年以来、“Megexit”、“Me-Gain”、“the Duchess of Difficult”などメディアから散々意地悪なニックネームをつけられてタブロイドの標的となってきたメーガン妃が、このタイミングで過去に自殺願望があったことを明かすのには相当な勇気がいったはずだが、今回の発言がさらなる波紋を巻き起こすことは間違いないだろう。

画像は『O, The Oprah Magazine 2021年3月5日付Instagram「In a newly released clip, @oprah recalls asking Meghan Markle for an interview before her wedding」』『Duke and Duchess of Cambridge 2019年1月16日付Instagram「This evening The Duke and Duchess of Sussex attended the premiere of @Cirquedusoleil’s Totem」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

このニュースに関するつぶやき

  • 国家の象徴一族がただの個人扱いされるわけねーよ。下手すると追い回されて殺されるの、ダイアナ妃で分かってただろ
    • イイネ!3
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