このほど“ウィズダム(Wisdom)”という名前で愛される世界最高齢のアホウドリが卵を産み、ひなが孵ったというニュースが届いた。その姿が確認されてから70年以上が経過しており、推定75歳と言われているウィズダムには研究者や愛鳥家たちから関心が集まっている。『The Guardian』『New York Post』などが伝えた。
ミッドウェー島では毎年10月になると、100万羽以上のアホウドリが同じ巣に戻ってきて繁殖活動を行う。アメリカ合衆国魚類野生生物局(U.S. Fish and Wildlife Service)の生物学者ベス・フリントさん(Beth Flint)は「アホウドリは一夫一妻制です。片方が長生きして相手が死んでしまった場合には、今回のように必要に迫られて新しい相手を見つけるのです」と明かした。
画像は『New York Post 2021年3月5日付「Albatross named Wisdom becomes oldest wild bird to lay chick at 75」(AP)』『USFWS Pacific Region 2021年2月6日付Twitter「Cute baby alert! Wisdom’s chick has hatched!!!」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 iruy)