北村有起哉、3・11映画の撮影現場で感じた福島の現状「時間が完全に止まっていた」

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2021年03月09日 13:05  ORICON NEWS

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写真撮影現場で感じた福島の現状について語った北村有起哉 (C)ORICON NewS inc.
撮影現場で感じた福島の現状について語った北村有起哉 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の北村有起哉が9日、都内で行われた映画『太陽の蓋』トークイベントに登場した。

【写真】製作・橘民義氏と撮影を振り返った北村有起哉

 2016年に公開された同作は、3・11東日本大震災、福島原発事故から10年目の今、多くの報告書や資料を詳細に分析、事故対応の当事者であった政治家や閣僚に直接取材し、汚染の残る福島で撮影を行った映画。事故当時の政治家をすべて実名で登場させ、錯そうする情報の中、極限の緊張状態を生き抜いた当事者たちのドラマを描く。新聞記者役を北村、菅直人役を三田村邦彦が担当している。

 主演を務めた北村は「こういった映画を撮影しようする時期としては早いと思っていて、『もう、やるの?』と。僕として早いタイミングかなと思っていました」とし、「普通はビビりますよね。タブーというか、『まだ、ちょっとやらない方がいいんじゃない?』と。ビビってしまう作品にあえてスタッフ含めて覚悟を持って取り組んだ集団だったと思います」と当時を振り返った。

 福島での撮影は「原子力の付近は、(時が)止まったまんま。一番怖かったのは、何も見えないんですよね、においもないし。すごい静かで、信号だけが『ポーン、ポーン』と点いているだけで…。それくらい不気味な、時間が完全に止まっていたのを感じた。福島の復興は時間がかかりそうだなというのを肌で感じた」と伝えた。
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