レッグ&ニールセンの女性デュオがIMSA参戦継続。EBMのポルシェでGTDタイトル狙う

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2021年03月09日 15:31  AUTOSPORT web

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キャサリン・レッグとクリスティーナ・ニールセンが搭乗する88号車ポルシェ911 GT3 R
キャサリン・レッグとクリスティーナ・ニールセンが、チーム・ハードポイント・EBMが走らせる2台目のポルシェ911 GT3 Rで、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の残りシーズン全戦に参戦することが明らかになった。

 3月8日の“国際女性デー”に合わせてアナウンスされたプログラムは、ふたりの女性ドライバーが88号車ポルシェでチームを組み、GTデイトナ(GTD)クラスでの成功を目指すことを意味する。

 彼女たちは今年1月のロレックス24(デイトナ24時間レース)で、ロブ・フェリオールとアール・バンバーとチームを組み、1台のポルシェをシェアした。その後レッグとニールセンは、チームがふたつのフルシーズンエントリーを実現することを期待し、同時にチームのフルタイムシートを確保するための努力を続けてきた。

「キャサリン(・レッグ)とクリスティーナ(・ニールセン)がチーム・ハードポイント・EBMのバナーの下に戻ってきてくれて、これ以上ないほど幸せだ」とチームオーナー兼ドライバーのフェリオールは語った。

 今月17〜20日に行われるセブリング12時間からはバンバーとともに99号車ポルシェで残りのシーズンを戦っていく彼は、「チームはデイトナで本当に一体化した。ふたりとも、すぐに我々のクルーに溶け込んでくれたんだ」と続ける。

「セブリングを皮切りに、2021年シーズンを通して2台のクルマを走らせ、ポルシェと我々のパートナーの代表として挑戦することを楽しみにしている」

 女性ディオが乗り込む88号車ポルシェは、高級ウォッチブランド『リシャール・ミル』のスポンサーシップを受け、フロリダ安全評議会からの追加サポートも受けている。

 レッグは、「リシャール・ミルとチーム・ハードポイント・EBMの両方を代表し、友人のクリスティーナとチームを組むことを本当に誇りに思う」とコメント。

「私たちは力を存分に発揮できると思う。その機会を与えられたことにとても感謝しており、デイトナでのプログラムの開始を手助けしてくれたVB Enviro Care(VBエンバイロケア)にも感謝しなければならない」

 チームメイトのニールセンは次のように付け加えた。「キャサリンと私は、自分たちだけのクルマで力を合わせるという、これまでとは違うセットアップができるのを楽しみにしているの。また、姉妹車でロブとアールのチームメイトになることもね」

「私のパートナー、とくにリシャール・ミル、そしてチーム・ハードポイント・EBMとポルシェには感謝している。うまくいけば、いくつかの良い結果を達成することができるでしょう。そのために全員が一丸となって努力していくわ」

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