巨人・野上、2回無失点4奪三振の好投　躍動感あるフォームで復活アピール

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2021年03月09日 21:30  ベースボールキング

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ベースボールキング

巨人・野上亮磨 (C)Kyodo News
○ ソフトバンク 5 − 3 巨人 ●
＜オープン戦・PayPayドーム＞

　巨人の野上亮磨投手（33）が9日、今季のオープン戦初登板。ソフトバンク打線を2回無失点4奪三振に封じ復活をアピールした。

　野上は7回から3番手として登板。7回は途中出場の先頭・真砂を空振り三振に仕留めると、続く5番・栗原に右前打を許したものの、6番・上林は左飛、続く佐藤は落差のあるフォークで空振り三振に仕留めた。

　2イニング目の8回は先頭の川瀬を中飛に退け、続くリチャードには追い込んでからのフォークを振らせ空振り三振。二死後、牧原には右前打を許したものの最後は三森を144キロの真っ直ぐで空振り三振に仕留めゼロを刻んだ。

　野上は2回30球、2安打無失点、4奪三振無四球の好投。最速145キロをマークし、躍動感のあるフォームでテンポ良くアウトを重ねた。

　西武時代の2017年に2度目の2ケタ勝利をマークし、同オフ国内FA権を行使し巨人へ移籍。しかし、新天地1年目は4勝にとどまり、2019年10月には左アキレスけん断裂の重傷を負った。昨季はファームでも結果を残せず、プロ12年目で初の一軍登板なし。移籍4年目の今季こそチームの戦力になりたい。

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