ロッテ、近い将来が楽しみ!朗希が投げ、安田が三塁、藤原が中堅を守る

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2021年03月12日 18:00  ベースボールキング

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ベースボールキング

ロッテの佐々木朗希
◆ 期待の若手が躍動

 12日に行われた中日とのオープン戦で、ロッテの2019年ドラフト1位・佐々木朗希がプロ入り後初めて実戦登板を果たせば、17年ドラ1の安田尚憲、18年ドラ1の藤原に安打、さらには代走で出場した和田康士朗が好走塁に、ドラフト3位ルーキー・小川龍成(国学院大)が三塁へ絶妙なセーフティバント、ランナーを背負いながらも高卒3年目の土居豪人が1回1/3を無失点に抑えた。

 また、15年ドラ1の平沢大河が6回に代走からの出場だったため、同時出場は叶わなかったが、平沢、安田、藤原、佐々木朗希と、かつての高卒ドラ1が同じ試合に出場した。

 オープン戦とはいえ、佐々木朗希の初登板に期待の若手が躍動、かなり気は早いが近い将来中心になるであろう選手たちの活躍に、マリーンズファンも心が躍ったのではないだろうかーー。

◆ 佐々木朗希が実戦初登板

 なかでもこの試合の最大のハイライトは、佐々木朗希だろう。2−0の6回に佐々木朗希がプロ入り後、初めて実戦、そして本拠地・ZOZOマリンスタジアムのマウンドに上がった。三塁には安田、中堅に藤原が守り、球場に訪れたファンだけでなく、近未来を想像しながら楽しみに映像を見ていたマリーンズファンも多かったはずだ。

 その佐々木朗希は先頭の京田陽太に対し、初球に投じた149キロのストレートで一ゴロに仕留めると、続く阿部寿樹も3ボール1ストライクから5球目の150キロストレートで遊ゴロ。最後は過去に首位打者を獲得した実績のあるビシエドを、152キロの外角いっぱいのストレートで見逃し三振。三者凡退に抑える堂々のデビュー戦となった。

◆ 期待の若手が揃う

 投手陣は昨季、25歳以下の投手陣の勝ち星がパ・リーグ最多の30勝を挙げるなど、本当に将来が楽しみだ。今年25歳の年齢にあたる96年世代には、小島和哉、岩下大輝、小野郁、中村稔弥といった一軍で経験のある投手がおり、97年世代以降を見ても、どの世代にも将来一軍で活躍するであろう投手が揃っている。

 野手陣も昨季安田が高卒3年目で初めて規定打席に到達すれば、和田がチームトップの23盗塁、打てる捕手の佐藤都志也が代打での打率.310、藤原もシーズン最終盤に一軍に定着した。さらには、オープン戦全試合で4番に座り、今季ブレイクに期待がかかる高卒3年目の山口航輝もいる。

 若手選手が順調に成長し、若手、中堅、ベテランが高いレベルで競争していければ、近い将来必ず黄金時代が訪れる…そんなことを考えてしまうような、12日の中日とのオープン戦だった。

文=岩下雄太

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※お詫びと訂正(2021年3月12日18時35分)
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初出時、スコアに誤りがございました。「2−1の6回に」ではなく、正しくは「2−0の6回に」でした。
関係者・読者の皆さまにお詫び申し上げるとともに訂正いたします。
大変申し訳ございません。

このニュースに関するつぶやき

  • 強くなるには金田正一とか張本勲が一切手も口も出せない状態にしてあげましょうwwwあ、金やんはもうあの世か。村田兆治さんならOK
    • イイネ!5
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