このほどアメリカで、見た人を思わず笑顔にしてしまいそうなスマイルマークの模様を持つ珍しいヘビが話題となっている。『New York Post』『CNN』などが伝えた。
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米ジョージア州に住む爬虫類ブリーダーのジャスティン・コビルカさん(Justin Kobylka)の繁殖によって誕生した、ボールパイソンのラベンダーアルビノという種類のヘビが注目を集めている。
通常のボールパイソン・ラベンダーアルビノは白地に黄色のまだら模様をしているが、ジャスティンさんのヘビは絵文字のスマイルマークによく似た黄色の模様が3つある。この珍しい模様をしたヘビは、通常のボールパイソンの60倍もの6000ドル(約65万円)で取引されたという。
ジャスティンさんはかれこれ20年も爬虫類の飼育をしており、ボールパイソン・ラベンダーアルビノの繁殖においては8年も続けてきた。その中で身体にスマイルマークを持って生まれて来るヘビは、20匹のうち1匹ぐらいだというが、いずれもスマイルマークの模様は身体に1つしかなかったという。
ところが今回話題になったヘビはスマイルマークが3つもあり、長年繁殖を続けてきたジャスティンさんも初めて目にしたそうだ。ジャスティンさんによると、このようなヘビの模様は「潜性(劣勢)遺伝子変異」によって起こるそうだが、自然界ではほぼ見られないとのことだ。
ジャスティンさんは他にも黄色に目と口が黒地のスマイルマーク模様のヘビを誕生させており、ヘビの動きに合わせてスマイルマークが笑ったようになったり眉をひそめたように見えることが、彼のお気に入りとのこと。彼は今後もスマイルマーク模様のヘビを誕生させる予定と意気込んでいるそうだ。
画像は『J. Kobylka Reptiles 2020年7月13日付Facebook「“Happy” Monday!」、2020年10月29日付Facebook「That Halloween Spirit!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)