レッドソックス・澤村が実戦初登板!二死走者なしから乱れるも、メジャーでの第一歩を踏みだす

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2021年03月13日 08:24  ベースボールキング

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レッドソックスの澤村拓一
◆ 最速は97マイルを計測

 レッドソックスの澤村拓一投手(32)は現地時間12日(日本時間13日)、フロリダ州フォートマイヤーズで行われたレイズとのオープン戦に先発登板。初登板は0回2/3を投げて被安打1、与四球が3で1奪三振の1失点という内容だった。


 かねてから夢見ていた、メジャーリーグへの挑戦。昨年はシーズン途中で巨人からロッテへの電撃移籍を経験するも、新天地で剛球リリーバーへと完全復活を遂げ、自らこじ開けた夢への扉。新型コロナウイルスの影響もあって市場が停滞し、なかなか所属先は決まらなかったが、2月半ばにようやくレッドソックスへの入団が決まった。

 あれから約1カ月、ようやく巡ってきた実戦のマウンド。5回から2番手としてマウンドに登った澤村は、いきなり154キロの速球を投げ込むなど持ち味を発揮。最初の打者を外野フライに打ち取ると、続く打者は落ちるボールで空振り三振。順調なスタートを切った…かに見えた。

 ところが、二死走者なしから二塁打を浴びると、状況が一変。まさかの3者連続四球という乱調で、押し出しにより失点。球数が26球と予定をオーバーしてしまったため、1イニングを投げきることなくマウンドを降りることとなった。


 順調な滑り出しから一転、課題も残す形で終えた初めてのマウンド。それでも、球団発表で最速97マイル(約156キロ)を計測するなど、入団発表から1カ月と経たないうちの実戦登板で持ち味の剛球は炸裂した。

 あとは開幕に向けて、アメリカのボールやマウンドと言った環境への適応も含めた、コンディションの調整がどれだけできるか。第一歩を踏みだした「レッドソックス・澤村」の今後から、目が離せない。


◆ 澤村拓一・プロフィール

ポジション:投手
投打:右投右打
生年月日:1988年4月3日(32歳)
身長・体重:184センチ・102キロ
出身地:大阪府
球歴:佐野日大高−央大−巨人(10年・1位)−ロッテ
[NPB通算] 352試(868.1回) 48勝52敗75セーブ・64ホールド 防2.77

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  • 四球病再発したか。これじゃ待球作戦されたらおしまいよ
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