オリックス・佐野皓大が右へ左へ長打2本 開幕1番へパワーアップ証明

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2021年03月13日 22:10  ベースボールキング

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ベースボールキング

オリックス・佐野皓大 (C)Kyodo News
○ オリックス 3 − 1 巨人 ●
<オープン戦・京セラD大阪>

 オリックスの佐野皓大外野手(24)が13日、巨人とのオープン戦に「1番・中堅」でスタメン出場。初回に豪快な先頭弾を右翼5階席へ運ぶなど、右へ左へ2本の長打を放ち初の開幕スタメン入りをアピールした。

 初回、巨人先発・戸郷の初球真っ直ぐを振り抜いた打球は、右翼ポール際の5階席へ着弾する特大ソロ。課題としていた左打席でオープン戦1号をマークし「感触は完璧でした! 甘いコースに来たら積極的にいこうと思っていたので、いい結果になってくれてよかったです」と振り返った。

 1−1の同点で迎えた5回は二死二塁の好機で再び戸郷と対峙し、追い込まれたあとの5球目真っ直ぐを強振。逆方向へ弾き返した打球は、左翼・ウィーラーの頭上を越える決勝の適時二塁打を放った。続くT−岡田の打球が一塁・秋広のファンブルを誘うと、秋広がボールを見失う間に二塁から悠々ホームイン。この日は4打数2安打、2打点2得点の活躍でチームを勝利に導いた。

 投手として2014年のドラフト3位で入団するも、一軍登板がないまま2017年の秋に野手転向。2018年に一軍デビューし昨季までは代走など途中出場がメインだったが、今季はキャンプ中の実戦から打撃でアピールし、前日の巨人戦でも先発の菅野から左打席で左前打、7回には中継ぎ左腕の戸根から右打席で左前打を放った。

 この日は力強い長打2本で2試合連続のマルチ安打を記録し、途中出場した7日のDeNA戦(横浜)から5試合連続安打中。貴重なスイッチヒッターとして、ここまでのオープン戦で打率.370をマークしている。

このニュースに関するつぶやき

  • トクブンの置き土産。悲運の天才小瀬の背番号41を背負ったし、公式戦でもあのプレーが乗り移って欲しいよ。
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